ここは、6年3組の教室。
君のことが、好きで、でも、話しかけることが、できず、
いつも、遠くから、君の姿を目で追っていた、、、
僕は、君のことが、好きだった、、、
けれど、卒業と同時に、君は別の中学に、、、
僕は、君に、何も伝えることができずに、小泉小学校を卒業した、、、
もしかしたら、君は、僕のことを、覚えてるかもしれない(覚えていないかもしれない)
君は、僕の初恋のひとだった、、、
何度思い返しても、あの頃の僕に、君に自分の気持ちを伝えるのは、無理だった、、、
君の、メガネの奥にある、つぶらな瞳が、たまらなく、好きだった、、、
僕は、もう、きっと、君には、会えない、、、
僕は、6年3組を卒業したけれど、君を卒業することは、できなかった、、、
ごらん、、、僕の心は、11歳のあの時の、君を好きだったまま、立ち止まっている、、、
僕は、君に、伝えたい、、、
転校生だった僕に、まっすぐな目で見てくれた、君、、、
ここ、異国のポーランドでも、まっすぐに僕を見てくれるひとがいると、
君のことを、思い出す、、、
色眼鏡も、偏見もないひとを見ると、君のことを、思い出す、、、
僕は、一度も、君に、思いを伝えられなかった、、、
あの時、6年3組で、転校生の僕とクラスの君と1年間、同じ教室で過ごせて、
僕は、幸せだった、、、
同じ、時と空間を過ごせて、、、
ありがとう、、、僕の初恋の君。。。
きっと、何度でも、君のことを、思い出す、、、
命の尽きる、枕辺(まくらべ)でも、、、
鬼武彦 拝