オニシメ絶望日記 その二  降りるための山を登る | 回転△木馬

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おにしめの自己中毒!

9/25


15階建てのビルから飛び降りたい衝動を抑えつつ

自転車に乗る。



初めての山を登る心地よさをしみじみ感じる、というよりも、


『あぁ、あの木の、あの高さは、括るのにちょうど良いな』

等と、考えながらセッセと登る。





見るに見かねた友人が、こりゃダメだ・・・・・と思ったのか、

手を尽くしてくれるので、


いつか、真っ当な人間になったら、きっとお礼をするよ!!


と言いつつも、不安は拭えず。






昼食の、ポークカレーが絶賛するほど美味しいにも関わらず、

30秒に一回づつ訪れる、転落というか滑空感で尻がムズムズ落ち着かず

『情緒不安定の人って大変だなぁ』

『・・・・・・・・・・』


『あ!!俺か!!』


と、自分が情緒不安定になってる事に驚く。



インターネットの求人情報を見つめるも、

38歳、資格無しには

生活を維持できる仕事はもう、縁雇意外には無い事を知る。



去年に続き、今年もこの調子だと、来年にはきっと末期のガンでも見つかるんだろう、


いっそ、今見つかってしまえば、踏ん切りもつくのに、と考えていたら、



カンダタに降ろされる、蜘蛛の糸の如く

眩しい天井から、スルスルと我に伸びる糸。




「これは天啓か!!!」


と、縋るも、


「え?蜘蛛の糸は結局切れちゃうじゃん!!」


の言葉に飛び起きる、午前4時