みなさん、こんにちは。
カオスなソーダ、カオスソーダをこよなく愛するオニシメです。
僕は、26年間、ゆとり世代と言う名の牧場で大事に育てられた、アルパカ、
そう、アルパカみたいな26歳の健全な人間のオス。
人間だけれど、中身はアルパカ
時間になったら、ご飯を与えられ、
のんびり、那須連山を眺めながら、
アレをしなさい、
コレをしなさい、
ソレをなさい、
と、言われた事だけを、言われた分だけ、ただこなしてきたアルパカ、
それで、毎日美味しいごはんを貰ってたアルパカみたいな人間。
まぁ、そんな風にアルパカみたいに育ってきた僕、
今日は、先輩に連れられて、
合コンにやってきた。
先輩は、何度も、何度も、何度も、しつこいぐらいに
「合コンは戦場だ!!突っ立ってたら粉微塵になるぞ!!瞬間の判断で行動しろ!!」
って言うんだけれど、
アルパカの僕には、全然ピンとこない
26年間アルパカだ!お前はアルパカだ!と育てられて、
今更、
草原に出て、ヒョウになれ!トラになれ!ライオンになれ!と言われても、
どれが食べられる草か?も分からない僕に、
ヌーも、インパラも、狩れる気がしないのだ、
先輩は、言わずもがなヒョウで、
今日来る、見知らぬ男子二人も、サメであり、コンドルであると言う、
僕は、ライオンのふりをしたアルパカ、
どうしていいんだか、全然わからない。
分からないけど、教えて下さい!とも言えない、
前に、試しに聞いてみたけど、先輩の言ってることがチンプンカンプンで全然分からないのだ、
ビュッと、シュッと、サッと、グワッと
って、擬音ばかりで、全然分からない。
分からないけど、時間は進んで、
いざ!という雰囲気で合コンは始まってしまう、
男は
上から
ヒョウ、 コンドル、 サメ、 アルパカ
女は
上から
ヌー、 カピパラ、 ヒラアジ、 ヤギ
そりゃ、肉食動物は肉を食べる、草原を走り回り、大海原を泳ぎながら、
獲物をドンドンと、自分の猟場に追い込んでいく、
僕はそれを、ただポカンと眺めていた、
だって、僕は、草原に出たって、どの草を食べたらいいのかさえわからないのだ、
飼育員のお兄さんが運んでくる、干し草しか食べたことないんだから、
こまった、本当に困った、
僕は、ライオンのふりをしたアルパカ、お兄さんの運んできた干し草しか食べない。
ゆとり牧場を出た僕に、だれも干し草をもってきてくれない。
続く
