俺は、煙草は吸わない。
ただ、吐き出す息は煙草の煙よりも、白い。
世の中はクリスマス、
長いローンを抱えて、
やっと買ったマイホームの自室で一人
家族なんて、他人と同じだ。
いや、
時に、他人よりも残酷だ。
星でも見えるか?と開け放ったカーテンからは、
隣の家のツリーの明かりが、ピカピカとうるさい。
外気に晒された、前身だけが冷たくなってきた頃、
チラチラと白い物が、目に入るようになってきた。
今、降りだしたのか?
それとも暗闇に目が慣れてきたのか?
ホワイトクリスマス・・・・・くだらない。
雪なんて、厄介なだけだ。
こんな夜はコイツに限る。
うんと辛口、
もちろん、ロックで、
目の前が軽く揺れる、
普段飲まないアルコールに
軽く舌が痺れた。
楽しいクリスマス、
そんなもの有ったけな?
記憶に想いを馳せるが、
当たりがなく、現実に引き戻されちまった。
もう一度、コップを煽る。
口の中に香りが広がる。
夕飯で食べたケーキの名残はもうとっくに無い。
足元から力が抜けてきた。
いい感じだ、
このまま、サンタとやらが訪ねて来る前に寝ちまおう。
くそったれの、聖なる夜に乾杯・・・。
やっぱり梅酒!美味しいです!(≧▽≦)

