リーガルバー 六法 (Legal Bar ROPPOH)
弁護士がバーテンダーをやり、そこでの法律相談は無料でやるということで、話題になった店です。
自分でカクテル作るんだから、毎日のように店に行かないといけないんですよね?
プロのバーテンダーからは「バーの仕事をなめんな」と言われそうだし、顧客からは「本業をしっかりやれ」と怒られる(怒られないけれど人知れず去っていく)気がしますが大丈夫でしょうか。
バーも事務所もリスクにさらされるような気がしますが・・・。
この先生がバーでシェイクしている間、他の弁護士は本業をし、研鑽を積むわけですよね。
夜10時くらいならみんな仕事していますよね。
そうすると、どんどん弁護士の腕に差がついてしまうような気もしますがどうなんでしょう。
それと、弁護士のマーケティング的な視点で考えて、一般的に言って、バーを兼業している弁護士に相談したいと思うものでしょうか?
顧客獲得の観点なら、行きつけのバーに通って常連になって、そこで知り合った人から仕事を増やせば出費は飲み代だけで済むし、いけない日は行かなければいい、ということで支出は少なくて済むと思います。
バーの経営となると、お店の経営リスクもありますし、上記のように、本業の法律事務所・弁護士についてもかえって信用を失うおそれもあるように思うので、私なら絶対にやらないところです。
プロとアマチュアの違いはやっぱり「カネ」だと思うんです。
アマチュアシェイカーとしてカクテルを作るのが上手だったとしてもカネを取るとなると、世間はプロとしての腕を求めるはずです。
仮に資格などを持っていたとしても、それですぐプロと言えるレベルにあるのかどうか・・・。
このバーでは無料法律相談をするようですが、無料にする必要はあるのでしょうか。
正々堂々カネを取ってプロの仕事をすればいいように思います。
法律事務所で無料カクテルをふるまえば良かったのにと思います。
それなら誰も文句を言わないでしょう(手品を趣味としていてプロから習っている弁護士を知っていますが、あくまでもアマチュアとして手品を披露して皆を喜ばせています。)。
渋谷駅近くのようなので今度行ってみようと思います。
リーガルバー 六法 (Legal Bar ROPPOH)のホームページ
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■追記■
情報提供がありました。
閉店になったようです。
伝聞で真偽未確認情報ですが、内輪もめがあったとかなかったとか・・・。