饗応の相撲 ジャッジしてきた | 太のブログ

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ほとんど食いもん、

ごくたまに他のネタ。

 

今回は年に1度の宮座行事の話。

 

 

雨の日曜、

昼過ぎより氏神さんで

饗応の相撲があった。

 

 

国の重要無形文化財である

饗応の相撲で今年もジャッジ。

 

饗応を「あえ」と読む。

 

日本拳法で審判長していた時より

緊張する。

 

4つの座

(大昔からある氏神を守るコミュニティ)

から代表の子供が神前相撲を行い

豊作を祈願する神事である。

 

涌出宮の宮座行事のひとつ。

 

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涌出宮(和伎神社):和伎坐天乃夫岐売神社(わきにいますあめのふきめのかみのやしろ)は、天平神護2年(766)、現在の三重県にあたる五十鈴川の船ケ原から天乃夫岐売命を勧請したのが、その起こりと言われている。祭神は古来より雨を降らせる神としてあがめられ、清和天皇や宇多天皇も雨乞いの使者を遣わしたという。弥生時代の集落の跡に建てられており、境内からは当時使われていた石包丁や土器が数多く出土した。

中世以来続く一連の宮座行事は、国の重要無形民俗文化財に指定されている。(京都府観光ガイドHPより引用)

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本来、

拝殿でお弁当食べながら、

コップ酒をたらふく飲んで、

 

 

 

外で行う神事であるが、

 

 

コロナで去年から会食は中止。

 

しかも今年は雨のため、

拝殿で執り行った。

 

 

 

本殿に向け、

相撲を執り行う前のお祈り。

 

 

その後相撲を執り行う。

 

数年前から大相撲を見て

行司の所作を研究し、

やっと今年でルーティンが確立された。

 

今までは統一された所作がなかったため

行司の声も小さいし、立居振る舞いも

バラバラであったため

数年かけて改良した。

 

ひとつだけ最後まで気になった部分は、

立ち合いであった。

 

本来の相撲では、

力士の拳が4つ地面についた時点で

試合が開催され、

その直後や力士同士の動きが止まった際

行司が「八卦よいのこった」と

発声するが、

多くの人は「八卦よいのこった」で

試合が始まると思っている。

 

それをいちいち解説することも

できないため、

その部分だけは残念ながら

「八卦よいのこった」で

執り行うこととした。

 

 

 

ともあれ、

この行司所作が

後世に繋がって行けばいいなぁ。