追いかけた林檎「上るよ。」そう言って、力一杯踏むペダルにあわせて声を掛けてくれてたよね。・・・要らない時もきっとあっただろうけど。そう、ずっとそうして来たのに。丸く丸く。大きく大きく。赤く赤く。もし木から落ちたら、転がりたい方に転がれって。大丈夫だよって。そんなはずだったのに…
はじける入場券あまった招待券なのでどうぞって言われて。売り場に向かう花壇の南側でもらったチケットが、しばらくたったら曇り空を運んで来た。楽しみに楽しみにしてたのにね。北側から向かえばよかったと心の中で何度も繰り返す。いったい誰に許しもらおうとしているの。