ファイト! のアサヒ
リトグリは4/18、CDTVライブライブに出演し、「ファイト!」と「心に空を」の2曲を披露してくれた。
その後20日に6th AlbumのJourneyがリリースされたので先に「WONDERLAND」を先に書いたのだが、ブログの順番が前後してしまった。
「ファイト!」ではMAYUも良かったが、感情むき出しのアサヒに特に感動😢してしまったので簡単に書いておきたい。
「ファイト!」はテレビでは何度か歌っている。
2020年3月30日に、同じCDTVライブライブ(何と初回)で歌っている。
NHKのCoversでは2018年11月30日にCovers fesの中で歌っている。
この2回は5人での出演である。
4人でのファイトはないかな? ないと思う。
もちろん今回は初めて3人で歌ったので歌割りも違っていた。
参考までに構成とリードボーカルの変化を書いておく。
リードボーカルは、
5人の時→今回 で表している。
キーはG
1番
♪あたし中卒やからね〜 ma→ア
♪あたし本当は目撃したんです〜 ア→MA
♪ファイト!戦う君の歌を〜 ma→か
2番
♪あたし男だったらよかったわ〜 MA→MA
(キーG→G♯ 半音上げ転調)
♪ああ小魚たちの群れきらきらと〜 ma→か
♪ファイト!戦う君の歌を〜 芹→ア
♪冷たい水の中を〜 ア→ア
(キーG♯→A 半音上げ転調) 今回はここ以降カット
♪ファイト!戦う君の歌を〜 芹→カット
♪冷たい水の中を〜 ma→カット
♪oh〜 フェイク 芹ma→カット
ごらんの通り、ほぼリードが代わっている。
まあ、突然代わっても普通に出来てしまうのがリトグリではあるのだが笑。
この曲では、5人の時でも珍しくかれんのリードはなかったんだなあ、とあらためて驚く。
1st Albumのカラモンに収録されている7分フルバージョンだともちろんかれんのリードはある。
が、普通はテレビで7分間は許されないので短縮バージョンとなり、これを数多く聴くようになった。
短縮の5人バージョンでは、
manakaと芹奈が(リードにおいては)圧倒的に存在感を示していた曲だった。
今回、最後のサビの繰り返しはカットされていた。
ここのフェイクの芹奈manakaの掛け合いは大好物だった。(その昔は麻珠とmanakaだった)
特に最後の「ファイト!」の直前のせりあがっていくwow wo〜のハーモニー。
ここを3人でやって欲しかったのだが…残念。
この日は2曲の出番があったので短縮されたのか。
MAYUはファイトの時は非常に魅力的だ。
特に昔から自分のパートである
♪あたし男だったらよかったわ〜 のところ。
♪思うままにー の箇所だけがファルセットでその他は全て地声で歌い上げている。
今回、そこ以外に1番の
♪あたし本当は目撃したんです〜
も歌っている。ここでは、フレーズ内の最高音である♪階段「でー」と ♪しなかっ「たー」の箇所はフォールでかわしている。
スローな曲調でのMAYUの歌は沁みる。
そしてアサヒ。
このアサヒはすごいね。
もう出だしから世界に入っている。
♪あたし中卒やからね を静かに歌い出し、
♪もらわれへんのやと書いたー で一気に感情を出す。
♪とがりながらー のところ、グッとくる。
最後の♪つきーささるー はmanakaをイメージしながらもさらに感情を入れているのか。
2番のサビはもう最高。
♪闘わないやつらがー とか
♪ふるえながらのぼっていけー とか
声が瞬間裏返るところに熱い感情を感じてしまう。またパワーが凄い。
その小さなカラダのどこにそんなパワーを秘めているのか。
歌詞や歌の世界に没入する、というのもあるかもしれないし、不在の芹奈、manakaの分も頑張るという責任感もあるのかもしれない。
本来シャイな彼女がシャイの殻を破って声を張る時に私はいつも感動してしまう。
当たり前であるが、アサヒの存在はとてつもなく大きい。
アサヒがリトグリにいてくれてよかった、と「ファイト!」を観てあらためて思った次第だ。
まあ、これほど心を揺さぶる歌を歌っておきながら、ヘンテコなことを言うそのギャップにいつもやられてしまうのだけれど。
アサヒ、最強。