更新、まったくしてなかった・・・
 
前回の続きですが、あれからフロントフォークのオーバーホールをしました。
 
 
フォーク分解時、まもなく壁にぶち当たりました
 
なんと、インナーがアウターから抜けないんです
 
いつも通り、いくら手で引っ張ってもダメ。
 
アウターの穴ににアクスルシャフトを突っ込んで、それを足で踏みながら勢い良く両手でインナーを持ち上げてもびくともしない・・・
 
はたまた、車庫の屋根に引っ掛けてガンガンしながらぶら下がってもびくともしない・・・
 
ほんま、1mmでも抜けてたら希望が持てたんだけど、まったく抜ける気配なし・・・
 
今まで何度かフロントフォークのフルオーバーホールをしてきたんですが、こんなことはなかった。
 
結局その日は諦め、次回に延期。
 
案の定、数日後には筋肉痛になりました
 
 
ネットで調べるとCBの場合は抜けないことが多いみたいで、個人でやるのは諦めてバイク屋に持っていったとの書き込みが多い。
 
しかしそんなことなら、逆に意地でも自分でやってやろうと思うのが私です
 
 
冷静に考えてみると、ベアリングを抜くときには熱し、金属の膨張率の違いで抜くことを思い出した。
 
で、アウターをしばらくバーナーであぶり、インナーを引っ張るとウソのようにスポっと抜けました。
 
あの筋肉痛はなんだったんだ・・・
 
 
バラしてみると、インナーのスライドメタルにアウターのメタルがかなり食い込んでました。
 
アウター側の内径がインナーのメタルより大きくなっていたんですね。
 
それでアウター側をインナー側が内から押し広げようとして・・・
 
こりゃぁ抜けへんわ
 
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こんな状態は初めてでした
 
 
 
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新しいメタルに交換
 
 
スライドメタルの交換、普段ならすぐに終わる作業なのに、休みの関係で今回は一週間もかかってしまった
 
 
その後は、組み立ててシール類を組んでオイルレベルをはかってさくさくっと車体に組み付けました。
 
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ラップを巻いて傷つき防止
 
 
 
次の作業はクーラント交換
 
 
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きれいだった
 
 
 
そして燃料タンクの錆び取り&コーティング
 
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コーティングするのは初めてです
 
 
 
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燃料コックと燃料計を外し、穴をふさぐ
 
 
燃料ストレーナーが変形していたので注文。
 
「花咲かG」投入後、満遍なくタンク内にいきわたらせてしばらく日なたに放置。
 
途中何度かタンクの向きを変え、タンク内の隅々まで処理を行う。
 
 
きれいになったのを確認し、乾燥させてから「タンクライナー」投入。
 
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硬化が早いので素早い処理が必要!
 
 
これもタンク内に満遍なくいきわたらせる。
 
取り説の指示通りに、同じ作業を二度行いました。
 
時間との戦いなので、撮影できなかった・・・
 
 
乾燥させ外した部品を組み付け、車体に付けて、後日燃料を入れた。
 
しかし燃料計が動かないしょぼん
 
 
再び燃料タンクを外し燃料センサーを確認。
 
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内部は断線してました
 
 
つづく・・・