【報告】ウガンダ:隔離施設内での感染を防げ。パーテーションを設置し、簡易個室をつくることに | 鬼丸昌也オフィシャルブログ

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NPO法人テラ・ルネッサンス創設者
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ウガンダでは、この1ヶ月間、南スーダンとの国境で、国境を往来するトラックドライバーに、感染者が続出。その接触者や、南スーダンから(不法に)流入してきた難民の方々を、2週間、隔離施設に[隔離]するようになりました。

    

ただ、隔離施設の生活環境が劣悪。テラ・ルネッサンスとして、隔離施設に収容された人々に対して、食料や衛生用品の支援を続けています。

   

あわせて、もう一つの課題として、アジュマニ県にある3つの隔離施設のうち2つには、個室がありません。大部屋に6人〜10数人が、すし詰め状態で、生活している状況でした。

 

   

このような状況では、社会から隔離したとしても、感染リスクが高くなります。施設を管理する行政官たちも、[施設内感染]を恐れていました。

    

ただ、[施設内感染]を防ぐための対応をする資金もない状況なのです。ついに先月(6月)には、施設内から感染者が出る事態に。

     

もし、感染者が出た場合、その時点で収容されていた人たちは、さらに2週間、隔離が継続。精神的にも体力的にも厳しい状況に置かれることになるのです。

 

      

こうした状況を鑑みて、テラ・ルネッサンスとして、施設内にパーテーションを設置。少しでも[施設内感染]を予防できるように対応しました。

 

   

施設内での作業には少なからずの感染リスクは伴います。けれども、テラ・ルネッサンスの職業訓練で木工大工の技術を習得した南スーダン難民の若者たちが、この作業を担いたいと申し出てくれたのです。

   

 

もちろん、施設内の消毒などの感染防止策を徹底しながら、作業に当たってもらい。パーテーションを製作。おかげで、簡易ではありますが、隔離施設内に、プライベートスペースが完成しました。

    

今回のパーテーション設置工事で、最低限のプライベートスペースを確保。施設内感染の予防を行うことができました。

  

(報告:小川真吾 編集:鬼丸昌也)

    

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