奪衣婆さまは、昔、小野小町さん説があるって?
世界三大美女に、小野小町さんをぶっこんだのは、明治時代?
奪衣婆さまのことを、いろいろ調べていたら、そんな記事にでくわしました。
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/z0508_00096.html
世界的には、三大美女は、クレオパトラ、楊貴妃、ヘレネーだと、Wikipediaに書いてあります。
確かに、小野小町さんは、生きざまが違います。
とりあえず、他の三人の女性を、ざっと、みてみますと・・・。
クレオパトラは、すでに、ダンテ・アリギエーリさまによって、地獄におとされてます。
ヘレネーは、ご自身の浮気のせいで、起きたトロイア戦争ですから、責任とられて、地獄行きだと思います。
しかし、永井豪先生の『ダンテ神曲下』の中では、ヘレネーの名前が、見当たらない代わりに、トロイア戦争の、例の木馬戦術が卑怯だからといって、オデッセウスと、ディオメデスが、炎でこんがり、焼かれています。
そして、楊貴妃。
楊貴妃は、どんな人物かよくわからない上に、のちの人たちに、あれこれ脚色されたとありますが、本人が望んでいたかどうかは、わかりませんが、結果として、一族を権力の中枢にはびこらせ、後の安禄山の反乱を、引き起こす原因になったということで、地獄行きに近いでしょうか。
小野小町さんも、謎の人物ですが、言い寄る男たちを、寄せ付けないから、『小町針』言われたり、(Wikipediaみて。) 年老いて乞食にされたり、九相図になったりと、のちの人たちの、いじり方が、ぱない。
小野小町(『前賢故実』菊池容斎画、明治時代)d-folklore/nishikie/402/ (Wikipediaより)
Wikipediaの『九相図』のページにも、小野小町さんの無残なお姿が、載っておりますので、興味ある方は、どうぞそちらへ。
(グロ注意です。一応。)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E7%9B%B8%E5%9B%B3
なんでしょう、この絵を見た後の、ん~という感じ。
これが、深層に溶け込んでゆくのですね・・・。
そして、潜在的仲間意識のもとになっていく・・・。