昨日、近所の人からちらし寿司をもらったので今日もそれが残っています。
朝は「お寿司あるよ!」と声をかけていたのでちゃんと食べていました。
昼前に食卓の上に置いたままになっているけれど、食べるのを忘れないように置いているんだろうとそのままに。
出かける前の風呂に入っているとどうも嫌な音がする。
「ばあちゃん、冷凍のご飯レンジしよる?お寿司があるやん!」
「ああ、わかった、わかった。」
またやってくれたか・・・と風呂から出ると今度はレンジで温めていたご飯が入ったまま忘れられている。
「ひとつやったら、すぐもうひとつのことを忘れるよな。」
「そうやがな。」
認めてくれてもありがたくない。
「じゃあ、昨日の鍋の残りを夕食にしてな。
お寿司があるけん、ご飯は炊かんでええで。わかった?」
何度も念を押して出かけましたが、やはり駄目でした。
ご飯はもちろん炊いているし、おかずが無いと思ったのか近所の八百屋でおかずも買ってきています。
鍋の残りには手をつけていません。昼は温めて食べていたというのに。
仏壇の花も生き生きとしているのに、さらに買って来たのを無理やり花瓶に突っ込んでいます。
ご飯を炊かないでおく事はばあちゃんにとっては至難の業のようです。