伊福部昭先生のサインの思い出 | 江戸屋の大旦那

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伊福部昭ファンのキミは、江戸家旦那鈴木正幸の日常を知り感激する
  
 ・・・・はず。。


 

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今回の日記で、ちとざんげいたします。

小林武史先生との思い出といえば、90歳になられた伊福部先生の卒寿誕生パーティーの席でのことです。

僕が ずうずうしく先生にサインをねだると、

伊福部先生はサンスクリット文字で、 「なーだ」 と書かれました。

     不勉強な僕は、「なーだって、なーんだ?」 


 とは、さすがに聞けず 「このお言葉は、どのような意味でございましょうか?」

と、自分の器量目一杯の敬語でお話になると伊福部先生は、

 伊福部先生 「そうですか。

           では、今日のコンサートプログラムに意味を書いてあげますね」

  と、にこやかにおっしゃいました。

と、そのとき。会場に来ていらした小林武史先生が、 

 「伊福部先生。今日のコンサートプログラムですが、サインをしていただけませんか?」

と、お願いに来ました。

伊福部先生は、小林先生のプログラムに

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     「ナーダ。 とは、サンスクリット語で音楽という意」 と書こうとして下さりましたが。。


そこで、ご遺族のご長女様や門下の先生方が。。。。わーわーーわー! ヽ(´Д`;)ノ

 と大騒ぎになり、ドキドキしながら慌ててその場を逃げ出したのですが。。。




今回の訪問で、その一件をお話しますと小林先生は (@^▽^@) ははは!
 と、わらい飛ばしてくださいました。


いやあ。。。およそ十年ぶりに、相棒に対面しましたわ!

  

ちゃんと、 to takeshi kobayasi  となっていたので。。。
 ある意味、ほっとしました。。