このブログのテーマとは、一体なんだろうか?
欧州に来てから、すっかり旅行ブログ化してしまっている。
オニクイリ日記というタイトルにそぐわないので、「オクニイリ日記」に改名しようと悩むほどだ。
結局は、エイプリルフールのネタ扱いで終わってしまったが。。。
ここに移り住んでから一年以上がたち、すっかり今のエケベリア事情に疎くなってしまった。
今、日本のエケベリア市場は一体どうなっているのだろう?
大交配時代はいかに?
欧州にいると、まるで隠居生活のように、静寂な時が流れていく。
エケベリア界の将来を憂いて、あれこれもがいていた頃がウソのよう。
とはいえ、たまに情報提供してくれる親切なブロガーさんや、律儀にM氏交配をアップしてくれるブロガーさんのおかげで、かろうじてエケベリア界とのつながりを保てている状態だ。
たとえ、旅行にうつつを抜かしていても、本当はエケベリアブログであるということを忘れてはならない。
こんな遠くまで来ても、ひっそりとエケベリア栽培を続けていることを以下にてお知らせしておきたい。
これらは、ホムセンにて300~500円程度で買ったエケベリアたちだ。
昔なら、ホムセンに置いてある状態の悪いエケベリアには目もくれなかったが、こちらではエケベリアが置いてあること自体に感動する。
そして、一から仕立て直して、日々の成長を見るのがなによりの楽しみだ。
まさに、エケベリア栽培を始めた頃の自分に戻ったんだ。
そして、原点にかえることの大切さを知ったんだ。
葉差しなどするなんて、何年ぶりだろう。
もげてしまった多肉の葉から芽が出るのを見て、その繁殖力の強さに感動したのが懐かしい。
そして、ここに来た当初、青くペイントされた可哀想なエケが・・・
↓
すべて生え変わり、すっかりあるべき健康的な姿に戻るのをみて、改めて再生力に感動したりもした。
また、こうやって花芽を伸ばして花を咲かせるのも・・・・
そして、種を蒔いて発芽させるのも、まさに原点回k・・・・
って、おいっ!
原点どころか、1年ちょっと前にしてたことと変わんねーじゃねーかっ!
ただし、M氏はここにはいない。
なので、狂ったように交配をして実生したわけではない。
彼から教わった栽培ノウハウを使って、市販の種を蒔いたまでの話だ。
M氏の存在はすっかり忘れ去られてしまったかもしれない。
しかし、彼は今もこの世のどこかでエケベリア界を案じているに違いない。
いつかまた、彼の作った交配種を紹介できる日が来ることを楽しみに、今はただ、このブログがエケベリアブログであるということを忘れられないようにしなければならないと思う次第である。