主治医先生の移動に伴い私も転院と言う話は書いた。
そしてその転院先で嫌な思いをしたことも書いたと思う。
そんなこんなで今月はやっと主治医先生の診察。
まず現状を箇条書き・・・
顔面神経麻痺
・患側の眉から上は全く動かず(以下全て患側)
・まぶたは閉じる方向には自由に動く、ウィンクも出来るが開く方向にはあまり動かない
・おそらく筋力の低下からかまぶたが下がり気味
・閉じる方向には動くと書いたが、閉じる力が弱いため乾燥気味で常に涙出る
・鼻の穴の広がりは健側の2割程度
・頬はまあまあ動く、健側の7割程度かな?
・口の動きは半分くらい?「い、う、お」などは完全ではない
・よほど強い圧じゃなければ息を口内で止められる
・味覚はだいぶ戻ってきた、7割くらい
・最近目の周りが痙攣をおこす
・病的共同運動が悪化傾向→口を開けると患側の目が閉じてしまう、逆は大丈夫
・痙攣と関係してるのか、患側が常に張ってる状態でそれの影響か首、肩のコリが酷い
顔面神経減荷術の副症状
・2月に目眩が減ったと書きましたが最近またダメです
・耳の詰まり感も相変わらず
・甲高い音が響いてしまい、不快
・耳鳴りが悪化
といったところ。
これを踏まえて診察に臨む。
結論としては、
・顔面神経麻痺の回復具合はこの辺りでひと段落
・劇的な回復はもうあまり期待できない
・病的共同運動に関してはリハビリ強化と最悪追加オペでの対応
・減荷術の副症状に関しては追加オペも出来る
とのこと。
主治医曰く
「病的共同運動が起きるということは肯定的に考えれば神経が再生しているということ。それが間違ったところに結びついてるけれども。だから悪く考えずに前向きに。」
「ミラーバイオフィードバック療法でとにかく脳に顔の動きを補完させるようにもっと頑張れ」
「まぶたの下がりも同様、筋肉落ちないようにもっと頑張れ」
「重度麻痺からの回復度合いとしては悪くない、むしろ優秀なので悲観的にならないように」
「最悪、ここの病院なら形成外科と連携して病的共同運動をある程度抑えるオペも可能」
と、「前向きに」「悲観的になるな」「頑張れ」とだいぶ精神論的なアドバイスが多くなってきました(笑)
やはりもう1年ですからここらで頭打ちなんでしょうね。
で、めまいに関しては
「冬の間調子よかったのはおそらく気圧と天候の影響」
「晴れが続いて気圧の変動が少なく三半規管への影響が少なかったんだろう」
「春になって天候不順、特にここのところ雨が降ったりやんだりで気圧の変動が大きく、三半規管への影響も大きいと思われる」
「これに関してもある程度は脳が補完するので、慣れること、悲観的にならないこと」
「最悪、もう一度開いて耳石の位置を再調整も可」
こっちも根性論、精神論かな?体育会系の私は嫌いじゃないwww
強調されたのは、
「この大学病院なら再オペも安心して勧められるので最悪のケースになっても大丈夫!」
ってこと。ホンマかいな?
先月の不信感を抱く診察から一転、やはりこの先生は言葉の選び方や、その中にも厳しい一言をきちんと入れて必要以上に楽観的になったり悲観的になったりしないように患者に寄り添う診察ができる人だと思う。
とりあえず、発症半年以降はほぼほぼ原状維持傾向なので、これ以上悪化させないように自分自身気をつけて生活していこうと思う。