(株)ADワークスグループ(2982)が28日の引け後、当初8月発表予定の2024年12月期決算の第二四半期決算を発表した。

 

   それによると業績好調で、営業利益が2,050百万円と前期比49.7%増だった。年間計画は3,000百万円なので、進捗率は68.33%となる。

 

   不動産小口化事業の好調に伴い、札幌、青山の物件完売に続き、過去最大の販売価格40億円の物件が順調とのことで、これが業績に寄与するものと思われる。

 

   会社としては、プライム市場残留のための流通株式時価総額が2023年12月末で98.3億円と100億円の基準を満たしていない(期限2024年12月末)ので早急に達成したいところだろう。

 

   28日の株価は228円で年間配当は9円である。株価は今ひとつパンチ力に欠ける感があるが、この発表で一皮むけることが出来るか週明けの動きが注目である。