これまで度々紹介してきた電気・通信設備工事を主たる業務とする11の会社からなるグループ会社、東証スタンダードのJESCOホールディングス(株)(1434)の株が、昨日944円(69円高)と急騰しました。

 

   同社はこれまでベトナムにおいて、設計・調達・建設のEPC事業を展開してきていましたが、この度連結子会社が、ベトナム宇宙センターでの電気通信工事を受注したことによる株価急騰のようです。

 

   知名度が低いマイナー銘柄?のせいでしょうか、このようなニュースも中々大きく取り上げられることはなく、限られた投資家にしか伝わらないようで、情報に対して少し遅れて株価が反応するようです。

 

   業績は好調で、2024年8月決算では、経常利益1,090百万円(前年505百万円)、純利益1,200百万円(前年1,182百万円)、年間配当は30円を予定しています。

 

   この工事受注は当初からの予定になく、このところベトナムにおける建設関係の事業は業績に寄与してなく、前年は59百万の損失だったことを考えると、今期業績に寄与すると思われます。

 

   1月12日発表の第一四半期業績は前期比若干のマイナスでしたが、第二四半期では不動産売却に伴う特別利益5.3億円の計上があることから、年間を通じて業績の上方修正も期待されるのではないでしょうか。