今年のニーサ株は株価の安い自動車部品関連株をターゲットに選定し、数銘柄を試し買いしましたが、その銘柄を順次紹介していこうと思います。

 

   長期保有を基本方針として安値のプレス工業(株)(7246)を選択しましたが、当方の買い判断材料をカッコ赤書きで記載してみました。

 

   事業内容は、トラックの骨格となるフレーム、車軸であるアクスルの生産販売を行う自動車関連事業、油圧ショベル等のキャビン(運転席)の製造を行う建設機械関連事業、その他製品、工機事業の4事業制である。

(主力のフレーム、アクスルの世界シェアは38%、キャビンは10%である。)

(売上比率は、国内42%、タイ37%、USA12%、中国1%。景気減速懸念の中国の比率が少ないことに注目した。)

 

   2024年3月期の業績予想は、経常利益131億円で前年比4.5%減である。

(経常利益は2021年50億円から2022年126億円、2023年137億円と急回復していることから、今期の減益は何ら悲観材料ではないと考える。)

 

   資本金80億円、自己資本比率56.6%、利益剰余金706億円、有利子負債86億円、今期年間配当予想26円、2023年は21円。12月29日の株価570円。

(有利子負債少なく、利益剰余金豊富、自己資本比率も良好、配当利回りも良い)

 

(同社は2025年に創業100周年を迎えるが、多くの企業では株主還元として記念増配等を実施する傾向にあるが、同様の期待が持てる。)

 

   これだけ書けば株価上昇は必至だが、あくまでも株式投資は自己判断で・・・・・

 

   新年からの上昇相場もあり、株価は19日に642円の高値を付け、亀の歩みで上昇しています。365歩のマーチに乗って、創業100周年に株価倍増が目標です。