大発会の動きを見ればだれも想像することが出来ないような大きな動きが、東京市場に押し寄せている。

 

   連休明けの日経平均は3営業日で1,600円を超えて上昇した。特に10日、11日の両日は600円を超える上昇で、その動きは、まさに燎原の火のごとくと言う表現がぴったりする。

 

   もちろん日経平均の動きだけで本格的な相場が到来したとの判断は出来ないが、昨日の動きを見るとそれは間違いないと勝手に考えている。

 

   爆発的な動きを見ると、各業種を代表するリード株が異常なほどの上昇をしたことから、個人投資家の市場参加が確認されたと考えるのが妥当だと思われる。

 

   外国人の買い出動などというありふれた言葉では説明が出来ない動きである。

昔から外人買いという言葉ひとつで株価は上昇したものだが、買いの正体は黒い目の外国人だったなどという笑えない事実があったことを忘れない。

 

   アメリカの株式相場など気にするな。たまには東京市場独自の動きをして、日本人の手による、日本人の為の株式市場になれ、と常々思っている当方の期待が実現してもいいように思っているが・・・・・

 

   そんな中で、会社ぐるみで悪質行為を行って、投資家を騙していたSBI証券処分の話がようやく出ているが、好調な株式市場に水を差すもので厳罰が必要だ。