アルトナー株を買い損なって悔しがっていた昨夜、豪華なプレゼントを持ったサンタが突然我が家にやって来ました。

 

   ここ数年の間に3回も不適正会計処理を行い、株主に多大な迷惑を掛けていた(株)アウトソーシング(2427)がMBO の実施により、投資ファンド等が同社株式の公開買い付けを行うと発表しました。

 

   それにしてもこのような重大事項の発表が、金曜日の午後10時というのには本当にあきれてしまいます。いつまで経っても信頼を裏切る会社ということでしょうか。

 

   2年前の株価は2,000円を超えていましたが、度重なる不祥事で下落し、持ち株は買値を割り込んでいましたから、今月末の配当と株主優待の権利を取り、適当な値段で損切りを決めていました。

 

   8日の引け値は1,153円ですが、公開買い付け価額は1,755円ということですから、この価格で売却すればマイナスから一転してそれなりの利益が発生します。

 

   狸算によれば税引き利益が14万円余で、20年ほど縁のなかった大型ボーナスとなりそうです。

 

   買付価格は少し安いような気もしますが、何年経っても社内管理体制が改善されない会社とサヨナラが出来、なおかつ含み損がプラスに変換するなんて言うことなし、この幸運をいつまでも失いたくないものです。メリークリスマス。