20代の頃、私は性欲が強かったこともあり、
男性から身体を求められることで自分に価値があるように感じていました
けれども、行為のあとの気持ちは寂しいままでした
結婚してセックスレスになり、私は、いつまで経っても心も身体も満たされませんでした
50歳になり、夫の了承のもと、今の彼と付き合うことになりました
彼という男性との付き合いの中で、私は急速に変化していきました
「彼からの愛情を逃げずに真剣に受け取る」
「大事にされるということを身体の芯から味わう」
この二つを決めたことで心が少しずつ満たされていきました
人を愛して大切にするということがこういうことだったんだと彼に見せてもらえました
愛情で満タンになり、今度は私からも彼を愛して大切にするという循環が起きてきました
今、愛情の循環がお互いを巡って、溢れるほどにどんどん大きくなってきています
彼と出会えたこと、きっかけをくれて罪悪感から私を救ってくれた友だち、受け入れてくれた私の家族、彼と付き合うことができる環境にあること、全てに感謝の気持ちでいっぱいです
性欲が強いと思っていた私ですが、今振り返ってみると、それは性欲を通して「愛されたい、大切にされたい」と心が強烈に求めていたんだということがはっきりと感じられました
「親身になって話を聞いてもらいたかった」
「いつも味方になって欲しかった」
「どんな自分も受け入れてほしかった」
「一緒に楽しみたかった」
「身体を包んで優しく撫でてもらいたかった」
私にとって彼は、恋人であり、大親友であり、父親であり、息子であり、ガイドであり、パーソナルトレーナーであり、SPであり、コックさんであり、整体師であり、タイムキーパーであり、翻訳家であり、執事であり、ナイトであり、、、まだまだ色々ありそうですが、生まれてきてこんな人に出逢いたかったんだなぁ、こんな人に出逢えたんだなぁとしみじみと感じています
人と出逢うということは、本当に奇跡のようなもの
今まで出逢ってきた人、これから出逢う人、私にとって自分のことを知って本来の自分に戻るための大切な縁なんだなぁと感じています
色んな人に出逢っていきたいな、そんな気分です
出逢ってくれて本当にありがとうございます