
枕投げの正しい方法を綴っておきます。
1.和室を用意する。
2.部屋一面に布団を敷き詰める。
3.手元に片手で持てる大きさの枕を用意する。
4.利き手にその枕をしっかり持つ。
5.左手は添えない。
6.怒り・憎しみ・恨み等の負の感情を全て相手にぶつけるイメージを創る。
7.そう、ちょうど5年前のあの事件を思い出す。
8.俺はその時、まだ19歳だった。
9.高校を卒業したが、やりたい事もなく、ただ毎日フラフラ街をさまよっていた。
10.喧嘩にナンパ、時には遊覧船にも乗ったりもした。
11.そんなやさぐれた俺の頭に一羽のカモメがフンを落とした。
12.その時、俺は目が覚めた、自分の不甲斐ない人生にピリオドを打つ決心がついた。
13.そして、枕を相手に向かって投げる。
14.腕だけで投げない。身体全体を使って枕を押し出す形で。
15.手首を返すタイミングに気を付ける。
16.手首を痛めない様に気を付ける。
17.枕を当たる場所によっては相手の手首も傷付ける可能性があるので注意する。
18.手首を怪我する恐れがあるので、枕投げは極力控えよう。

