2/21は10:00から車の点検でホンダカーズへ。ついでにナビの不調(履歴から目的地にセットしようとするとボタンが出ない)を見てもらったら、単に左すみの"ボタン消"が押されているだけでした(恥)いつの間にか押されてるってありますよねーアホだー。



 17:25から「ボーはおそれている」を観ました。監督はミッドサマーのアリ・アスター、主演はホアキン・フェニックスの話題作。

 父の命日に帰省する予定だったボー。当日寝坊してしまい、慌てて支度するもカギと荷物を盗まれてしまい出かけられなくなる。母に事情を説明しても信じてくれない。その後、母に電話をかけると知らない男性が出て、この電話の持ち主はシャンデリアの下敷きになって死んだと言われる。そこから実家に帰るまでのドタバタ、帰ってからの様々な出来事の話。

 どこからが現実で、どこまでが妄想なのか分からないけれど、後半の資産家の母親の家で、ボーの住んでいたアパートは母の持ち物で、ボーの為にADHDの治療薬を開発までしている事が分かるので、様々な困難はADHDの症状である事が分かる。カギや荷物を無くしたり、オートロックを閉まらないように細工して変な人に入られたり、水が出ない、カードが止まってるとかうかつすぎる出来事は本当かもね。

母親はやはりADHDか統合失調症の親に育てられ、息子は愛情かけて育てようと思っていたのに自分の親と同じ症状で絶望しただろうなぁ。ボーは母親の支配下にあったって感想を持った人もいたけど、守ろうとしてたんだと思うんだよね。距離的に離れる事で自立を願い、自分のアパートに住まわせる事で少し安心して。大勢の見物人の中、自分の罪に向き合う裁判みたいなラストシーン、確かにボーの生きにくさ、大変さは理解してあげたいけれど、身近にいたら大変だなー難しいなって思う。アレがADHDの世界なら生きるのツラーってなるよねぇ。