1/25は12:30からシネマサンシャイン沼津で「コンクリート・ユートピア」を観ました。



ランチは王様のカレーにしようと思っていたんだけど一ヶ月に二日の定休日に当たってしまい、海いちの海鮮バラちらしを頂きました。温かい酢飯に新鮮なお刺し身で美味しかったです。次はアジフライが食べたいな。




映画は一人っきりで貸切かと思ったら、女性が一人来て二人っきりで観ました。


ストーリーは、突如土地が隆起しほとんどの建物が倒壊する中、唯一奇跡的に無傷で残った一棟のアパート(日本だと団地の一棟という感じ)には住まいを失った生存者たちが押し寄せていた。アパートの治安は悪化、混乱状態を収拾するため住民は会議をしリーダーとして火災騒ぎのときに勇敢に行動した902号室の住民ヨンタクを選出した。

居住者たちは住民以外の人間たちの追放に成功、地味な人物だったヨンタクは自信を持ち強力なリーダーシップを発揮し始める。602号室のミンソンは防犯隊長に任命され、ヨンタクに心酔するように。一方でミンソンの妻はアパートの雰囲気を異様に思い、不安を感じ始めていた。そこへ903号室に住んでいた女子学生ヘウォンが帰還したことにより恐ろしい事実があかされる・・・という感じ。

ゾンビにあるような設定だけど、敵?は生きている人間なので我が身に置き換えて見ちゃう。外からの救助がいつ来るか分からない中で、自分と家族だけなら一ヶ月くらいは耐えられる程度の備蓄で全くの他人に分け与え助ける気持ちになれるのかとか、他の人が「あの高級アパートの住人はこのアパートの住人を見下していた。逆の立場なら助けてなんかくれないはず」と言ってて、確かに奴らに優しさなんてないって思ったり笑。

ヨンタク自身も騙され虐げられ「キィーっ」となる中での天災、その後の混乱の中急にヒーロー(押し付けられた感もある)になり変な権力を持ちまともではいられないのも理解できる。

ミンソンを失った妻が、外部の人に助けられ「あのアパートの住人は他の人達を襲って食べていると聞いたけど、本当なの?」と聞かれ、考えて「いいえ、普通の人達です」と答えたのが象徴的で、有事にまともでいられるのか本当に考えさせられました。