7/27は10時からの車検の為早朝沼津を出発し自宅に帰り、13:35から「君たちはどう生きるか」を観ました。宣伝一切なしの宮崎駿のアニメ。



内容は1944年、東京を襲った空襲で入院中の母を亡くした牧真人は、父が経営する戦闘機工場の移転とともに郊外へ疎開することに。二人を出迎えたのは母の妹であり父の再婚相手でもあるナツコでした。真人はお腹に新しい命が宿っている彼女を受け入れる事ができず、複雑な思いがありました。

ふと、窓の外にアオサギがいることに気付き外に出て追うと古びた塔に入っていきました。入り口は塞がれており中に入ることはできませんでした。

翌朝、転校先の学校に行きますが裕福すぎるため馴染めずケンカに。その後、真人は自ら石でこめかみを殴り酷い怪我をして寝込んでしまいました。

徐々に回復していた真人はアオサギから母は死んでいないと聞きます。

ナツコが森に入っていくのを見た真人、夕方になっても戻らないナツコを追い塔に向かいます。塔の中には不思議な世界が広がっていて、アオサギが案内してくれます。

不思議な世界は過去の世界のようで死んだはずの大おじさん、幼い頃の母親に会えたりします・・・という感じ。


宮崎駿ってこんなの好きよねーってシーンが多数(丸くて小さくてかわいいのが沢山とか、ばばぁが大勢とか)説明が少なくて大人向きだなって感じ。空襲で病院が燃えて母が死に、母の妹と父が再婚、どうやら軍需産業でも受かっているらしいとか大人なら理解できるけど。最初のあたりの新しい母親の嫌な女のカンジとか、真人の嫌な嘘とか、アレは必要あったのかな。

全体的には不思議の国のアリスみたいな不条理な世界観でした。