12/26は18:30からイイノホールで「神田伯山Plus」

その前に遅めの昼食で「パアッカパオ+グリーンカレー」という初めて食べるタイ料理を頂きました。パアッカパオはひき肉(たぶん豚)の炒め物であっさりしてて美味しい。グリーンカレーは辛くて不思議なちょっとお花みたいな香りがしました。体の奥からポカポカして冬にはいいお食事かもね。




15:25からシネクイントで「MEN同じ顔の男たち」を観ました。




内容はハーパー(鼻血を流している)が窓の外を見ていると、黒人の男が上から落ちてきて目が合った。悲鳴を上げるハーパー。

車を走らせるハーパー、一軒の田舎の家に入り庭のリンゴを取って齧る。家には管理人のジェフリーがいて、家の中を案内してくれる。名前がミセスになっていることについて訊ねられるが離婚したことをほのめかすだけにした。

ハーパーはスマホのビデオチャットで女友達と話をする。スマホの画面が乱れ女友達が悲鳴を上げる顔を映し出した。

フラッシュバックする過去の記憶、ハーパーが男(元夫のジェームス)に離婚したいと言い、夫は感情的になり「離婚するなら君の残りの人生は後悔し続けるように自殺してやる」と彼女に言う。思い出し涙を流す彼女は森の散策を始める。目の前に現れたトンネル、彼女はトンネルで叫び、こだまする反響音ですこし遊ぶ。トンネルの向こうに現れた人影に恐怖した彼女は戻ろうとするが道を誤ってしまい、廃墟に着いてしまう。野原に出て写真を撮ろうとすると全裸の男がいた。家に戻るとフェンスに突き刺さった夫の姿がフラッシュバックする。

その後、全裸の男がウロウロしてたり、教会に行ったら牧師に元夫の自殺の事で責められたり、バーで出会った警官がなぜか夜中庭に立っていたり、やっぱり全裸男が庭にいてパーパーがナイフで腕を引き裂く事になったり、女性器から色んな同じ顔の男が生み出されてきたり、最終的には死んだはずの元夫と対峙することになったりする映画でした。

私の前の席には、ややイチャイチャカップルが座っていたのですが、こんな気まずい映画でざまーみろ気分でした笑。男の嫌な部分を描きたかったのかな~別れを告げられて「お前の残りの一生後悔し続けるように死んでやる」ってごね方するのって男女に限らないけれど最悪よね。そういう性格だから別れたいのだがってなるよね~女の方も「あー死ね死ね、せーせーするわ」とはならない罪悪感と、自分は悪くないって気持ちの間でおかしくなっちゃって。出てくる男が全部同じ顔がウリだったみたいだけど、何故か違和感があんまりなかったな~途中出てくる青年の設定だけ違和感あったけど。

この女(パーパー)もドラマの主人公気分で、美しい自然の中で癒される私、教会で叫んじゃう私、みたいな自己陶酔感が酷いから病んじゃうんだよーきしょい女って思いました。