本日もお勤めお疲れ様でございます、聖母様方。
昨夜は今現在の私めの人生において最重要の課題であります、聖母様方への恩返しを怠るという愚行、お許しください。
今もなお、その愚行を悔いるばかりでございます。
ただ、これだけは聖母様方に理解して頂きたいのですが、私、さも昨夜、公式の用事が入ったかのような伝え方を皆様にさせて頂きましたが、私めはただお酒を飲みに行っただけなのであります。
しかも、お仕事先の関係者、もしくは先輩によるお誘いであるが故、絶対に行かなければならないといった状況下ではなく、気軽にそのお誘いをお断りできる環境の中、そちらを優先し恩返しを怠らせて頂いたのであります。
そこだけは聖母様方に確実にご理解して頂きたい所存なのでございます。
どうかお許しくださいませ。
そして昨夜、聖母様方からのコメントを一字一句、溢れる涙をふき取りながら読ませて頂いたところ、驚くべきコメントを発見させて頂きました。
「おう、貴様、聖母だ、聖ちゃんだよ。貴様、貴様はいったい何を考えてやがるんだ？これは貴様のブログだろう、だったら貴様、貴様のセクシープライベートなんちゃらショットを載せるっつうのが道理ってもんじゃないのかい？貴様という人間はいつもそう自分を偽り、過ちを犯すのだな、聖ちゃんは貴様に人間失格の判定をくださざるを得ない、じゃあまたな、聖ちゃんだよ」
このような驚愕すべきコメントでございました。
私めはこのコメントを読ませて頂いた瞬間、狂喜乱舞致しました。
道化の形でしか人とつながれず、恥の多い人生を送ってきたこの私めのセクシープライベートなんちゃらショットを、他のハイカラでモダンな芸人さん方と同様に、なんとあの聖母様方が欲してくださるというのでありますか！
私は人生で初めて人から必要とされるということを経験し、溢れ出す感情をおさえ切れず大粒の涙を流させて頂きました。
聖ちゃん、ありがとうございます。
しかし、聖母様方、「鶴の恩返し」というお話をご存知でありましょうか。
そう、悲しいことに恩返ししているその姿は聖母様方には決してお見せすることができない決まりになっているのであります。
つまり私は鶴なのであります。
その恩返ししている真の私めの姿を皆様方にお見せ致してしまいますと、私は鶴のように飛び去ってしまうのならばまだ美しいものでございますが、ごもごもと奇妙に蠢きながら悪臭を撒き散らし、地中深くに潜りこんでいってしまうのであります。
ああ、なんて悲しい現実なのでありましょうか、しかし仕方ありますまい。
他のハイカラな芸人の皆様、ありがとうございます。
※磁石の永沢くんのセクシープライベートサービスショット。なんと言いましょうか、とてもはかなく今にもこわれてしまいそうなセクシーさである。年々強くなっている私の母性本能をくすぐる一枚である。
※マヂカルラブリー村上くん。なにかこう８０年代を感じさせるアジアンでポップでキュートなセクシーさである。渋くタバコをくわえてくれているようだが、それがチュッパチャップスのように見えるのは私だけではあるまい。
※三拍子、高倉。セクシーさと同時に不思議と哀愁を感じさせる一枚である。その哀愁はやはり何年も前の自分のＣＭのポスターをいまだに自らの部屋に飾っているというところからくるものなのであろうか、違いあるまい。
※飛石連休の藤井さん。私をよく飲みに連れて行ってくださる大先輩である。その大先輩にこんなことを言うのは大変恐縮だがセクシーさのかけらも感じられない。たばこも吸わないくせに無理やりもちやがって、がっかりの一枚である。
※大輪教授。家が近所なのでたまにネタつくりを一緒にさせて頂いている大先輩である。その大先輩にこんなこと言うのは大変恐縮なのだが、なんでこいつはこの写真を送ってきたのだろうか。セクシーの定義を知っているのだろうか。だいたいこの人、何をしている時の写真なんだ、店かなんかか？意味がわからん。
※鬼ヶ島、和田。以前Ｒ１に出場した際の一枚である。彼はセクシー和田という名前で出場し、見事ひと笑いもとらずに一回戦で姿を消し、その話を相方達にも一言も報告せず、まるでその事実がなかったかのように日々を過ごすという離れ業を演じた。その背景を踏まえて見るとよりセクシーさがひきたつ一枚である。
聖母様方、いかがだったでしょうか。
今からご夕食でらしゃいましょうが、どうか消化のとても良いお腹に優しい食物を何度も何度も丹念に咀嚼し、そのお喉でお飲みこみになられる事を願うばかりでございます。
今月中にまた恩返しします。