ああ、恐ろしい。

野球のシーズンが終わりそうだ。

今日はパリーグのプレーオフ1STステージ第3戦。

ライオンズ、ホークス、いずれか負けたチームにとっては今季最終戦になる。

今日勝ったチームとファイターズ以外のパリーグの真剣勝負はもう見れない。

なんて悲しいことなんだ。

平日の夜、土日のお昼間、野球観戦に費やしてきた膨大な時間がぽっかり空いてしまうわけだ。

「告発」という映画の中で、無実の罪で少年の頃から何十年もアルカトラズ刑務所に収容されていた野球大好きの囚人役・ケビンベーコンが面会に来る弁護士役のクリスチャンスレーターに涙ながらにこう言っていたシーンを思い出す。

「お前はヤンキースの試合を見られるのに見ないというのか?」

泣ける。

ベーコン君、私は今年は嫌っていうほど野球を楽しんだよ、ヤンキースはいっさい見てないけど。


本当にこの季節になると気分が憂鬱になる。

この先、何を楽しみに生きていけば良いのか。

クリスマスか、いや正月か。

けっこう楽しそうだ。