今日は久しぶりにホークスの試合をテレビで全部見ました。

「なんで同点の延長10回の場面で守護神の馬原なの?」

「なんでさっきの打席で同点タイムリーを打った本間に代打で鳥越なの?」

私はいつも通り言いたいことを言って試合観戦を楽しんでおりました。

試合は延長12回裏ホークスがツーアウト満塁でサヨナラのチャンスを生かせず引き分け。

試合が引き分けに終わった時に三塁ランナーの松中選手が号泣していました。

私は全く状況がつかめませんでした。確かに首位攻防戦での悔しい引き分けではあるけれど、シーズンも半分くらい残しているわけだし、松中選手が号泣する意味がわかりませんでした。

歯が痛いのかなとか勝手に想像していました。

ところがその後に報道ステーションを見てたら、頭がパニックになりました。

王監督の緊急会見が中継されたのです。

その会見で今日の試合が王監督の最後の試合だったということを知りました。胃に腫瘍が見つかり緊急入院するので明日からチームを離れるとのことです。


今日の試合、ホークスのベンチ入りした野手は全員試合に出場しました。

最後だからみんなを出してあげたのかなあ。

私がブーイングを飛ばした代打鳥越は王監督が以前からキャンプでつきっきりで打撃指導をしたりしていた選手でした。

色んなことを考えて悲しくて泣きそうになりました。

WBCの事も思い出して泣きそうになりました。


「一番好きな野球から離れることは悔しい思いでいっぱいだ」

王監督は本当に野球を愛しているのだなと感じました。

若くして引退するスポーツ選手もいる反面、66歳の王監督のような人生を美しいとさえ感じました。

王監督、手術成功して元気に球場に戻ってきてくださいね!

こうなったらホークスは絶対優勝するしかない!

打て、松中!抑えろ、馬原!守備頑張れ、鳥越!!