鬼社長伝説
とある街にある小さな会社がある。
社長1人と社員4人。
みんなで力を合わせて働いている。

日々の社長の不可思議な行動、
鬼発言、鬼行動、鬼生活、、、、、
これはもう誰かに語らずにはいられない。

そんな鬼社長と愉快な仲間達の記録、
いや、社員に残っている記憶の数々を
ここで綴っていこうと思う。


<鬼社長と愉快な仲間達の紹介>
鬼社長(とある街の会社の社長)
若い頃はやんちゃ坊主だったゆえに
怒るとはっきりいって鬼のように怖い。
普段は肝っ玉の据わった人で人望も厚い。
そんな男なのに突拍子も無いことをよくするので
観察し甲斐のある男。
しかし、家庭内で放置プレイ中らしい。


似非秘書(ただの事務員)
鬼社長にいつもからかわれてストレスがたまる一方の事務員。
鬼社長の身の回りの世話をするので
自称似非秘書と思っている。
三十路過ぎても結婚もできずウダウダしている。
このブログの筆者でもある。
鬼社長へのストレスをこのブログに記すことで
会社へ通う日々の楽しみを得ている。


万年駄目男(長年いる営業くん)
鬼社長に万年のように怒られる社員。
どんなに怒られても鬼社長についていく。
とても優しく正義感のあふれたいい男だが、
KYでお客様の地雷を踏んでしまう事もしばし。


ホットマン(デキル営業さん)
会社で働かずに、家から営業に出る男。
会社とはすべて電話でやりとりですませるが、
仕事がかなりできる。
しかし、お客様とのトラブルが耐えない。
10歳以上離れた若い奥様と幸せ生活満喫中らしい。


イケイケ男(新人営業くん)
最近、この会社に入ってきた新人。
歓迎会(飲み会)ですぐ下ネタを披露。
とはいえ、未知数な為に鬼社長の期待を背負う。
しかし、若いが本当は2児のパパ。
アットホームな男なのである。

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地方巡業

鬼社長自ら、地方へ出張した時のこと。




電話が鳴った。




「似非秘書!すまん。
 バスを乗り間違えたからタクったから!
 8000円もかかちゃった」




おーーーーい、経費削減って言っている本人が
経費使ってどーするんだい。



まかりなりにも社長様ですから、
経理も賄う似非秘書とはゆえ、怒る事も出来ず。


だけど、嫌味たっぷりにいってやりました。



「知らない場所でバスを乗る時は
 バスの運転手さんに『○○は止まりますか?』と
 聞けば、その停留所に着いたら、
 アナウンスしてくれますから!」



なんだか、世間知らずの人に
モノを言うような言い方しちゃった。


ゆえに、鬼社長は
即お冠!(笑)

天津木村

鬼社長がクライアントと電話をしている。

仲の良いクライアントなので、大声で笑ったりしている。

ふと、耳をやった瞬間、、、、、、


「あると
 思います!」



え、ええええ、、、、、天津木村かい?

お笑いは好きじゃないっていってるくせに。

しかも、天津木村とイントネーション一緒だから、
絶対、意識してるよ、絶対、意識してる。


流行に弱い鬼社長って感じですか、、、、、


私的に「ないと思います!」といいたい。

タカトラ

以前、似非秘書がタカトラのシュークリームを
差し入れに買っていったときの事。
まだ、鬼社長の素性を知らなかった似非秘書。

人数分のシュークリームと
自分用に1つ多く買っていった。

当時はタカトラの支店が関東には少なく、
貴重なので似非秘書は2つ食べる事を心待ちにしていた。
(なんて、食い意地のはった秘書なんだ)



そうして、休憩がてら
シュークリームを皆で食べだした。



箱に1つ残るシュークリーム。



似非秘書が手を伸ばそうかなと思った瞬間、、、、



鬼社長の手が!




なんと、鬼社長が美味しそうに2つ食べてしまったのだ。


せっかく楽しみにしていた似非秘書は顔は笑顔だったけど、
心の中で号泣していた。


「これ、うまいなぁ」


そんな言葉に救われたけど、シュークリームは帰ってこない。
鬼社長の胃袋でどんぶらこっこ。



「あたしのーーーーーーー。」
叫びたい気持ちでいっぱいで、鬼社長を見つめた。



「どうした?うまかったよ。」
鬼社長は万遍の笑みで私に微笑んだ。


「え、あの、その、、、、あの」

結局、その時には何も言えなかった。



鬼社長にはおやつは2つ買わなければならないという
似非秘書独自の決まりがこの時に生まれたのであった。
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