面白い物語ほど、本当に仕組まれています。
相変わらず「砂漠に降りそそぐ龍の雨」を考察中。
以下ネタばれを含みます。
ピッコマでシーズン2が終わりました。
休載突入です。
ピッコマ、kakaopageは一話がとーっても短いです。
週刊連載ですから、初期の流れを忘れてしまう。(おばちゃんの備忘録)
スウとアリサードとサハラの、複雑な三角関係。
そもそも権能を持つアリサードと竜のサハラの仲が円満であるならば、スウはいらない?
でもそれじゃあ物語になりません。
アリサードが卑屈な性格になったのは、強い権能を持って生まれた故なのか両親の愛情に恵まれなかったから。
特に父である王に疎まれたため、家臣からも疎んじられ、幼少の頃から寂しい生き方を。
生母が死んだのも、アリサードが権能を持って生まれたからのような・・・。。。
権能を持っていることを不幸に思いながらも、権能を使わずにはいられない。
権能によって得た忠臣の、カミラとアルウスもいる。
でも権能を持っているから生まれた不幸の心情が、妙にスウと気が合い惹かれ合う関係に。
スウは、流民の中で育ち博識な師匠に可愛がられて、聡明な能力を発揮した幼少期を過ごす。
師匠の教えで大儀のような考えを持つところもあります。
奴隷狩りに捕まり奴隷としてラハンに売られてきてからも、ダンという兄貴肌の優しい仲間と辛くても寂しくない日々。
何気に愛情を知りながら生きてきたスウ。
奴隷として売られたときに得た屈辱により、卑屈な面も生まれました。
師匠によって育まれた聡明な能力は、腹黒な使い方に。
スウにとってラハンは奴隷として売られてきた国ですから、いつでもラハンを出たいと思っているのかも。
一緒に行動する相手としては、周囲との柵が無いダンはとっても都合が良かったのか?
・・・奴隷になって来た国ですからね。その時に足枷を嵌められたのか、異常にショックを受けるし。
アリサードやサハラの本当の高貴な身分を知るほどに、逃れたいと思うスウ。
特にアリサードとは、妙に気が合い惹かれながらも恐れてしまうというか。
竜のサハラは、基本的には魔物です。
人間の社会に触れて、人間の真似をしても、ベースは魔物の残虐性がかなり強い。
一番強大な力を持っていて、恐ろしい存在。
弱点として、権能を持つ血を飲まなければ生きられないという、ペナルティが必要だったのがわかります。
スウとアリサードをラハンに縛り付ける偉大なもの。でも天然キャラなところが可愛くて騙されてしまう![]()
プライドは誰よりも高い竜のサハラ。
スウとアリサード以外には興味が無いから、常に孤独を纏っていて、スウとアリサードをいつも救っている。
この物語の面白いところは、アリサードの政敵である第二妃との縁で、スウは宮中にいます。
第二妃が腹心として使っているスウを、秘密裏に皇太子暗殺に使うことによって、サハラとスウが出会うという・・・。。。
すごい物語の始まり![]()
三人の出会いが馬小屋だなんて・・・。。。カトリックの影響?
天に近づけるように高い神宮と、竜が眠る暗い滝壺の上下を行ったり来たりするシーンの立体感。
ダンはスウを得るために政敵達に利用され、地下牢に繋がれるところもドラマを見ているみたい。
スウはアリサードを皇太子だと知らず、たまたま幼名のレンだと聞いて勘違いするわけですが![]()
そこからBL展開に。
BLもここまで複雑な物語になるのかと、まだまだ夢中
人物相関図を作りたくなる漫画なんて初めて。
設定と構成の仕組みが、何度読んでも面白い
可愛い絵柄と渋い背景も好き![]()