メッキ工場。

この建物がここに残る理由を考えてみる。

 

人間は死ねば火葬されて灰になる。

なぜこの廃工場はここで屍をさらし続けねばならないのか。

 

それでも何らかの必然性をもってここに屹立しているにちがいない。

乾いている。

スレートも鉄骨もコンクリートも。

 

音のない静寂が青空に映えてコントラストが現実を虚構に惑わす。