新幹線からコンビナート 新幹線の徳山駅あたりでコンビナートが見える。美しい海の手前に巨大な人工の構造物が立ち並ぶ。複雑に入り組んだ鉄のパイプ群の中を石油が脈々と巡っているのであろう。これなしに近代の発展は無かったが、同時に副産物としての有毒物質による環境汚染も無かったであろう。この無垢と背徳が背中合わせのこの風景こそが、全ての社会の矛盾の象徴なのではないかと思う。だがそれは、かくも美しい。