CAVARET美松。

住宅街にそれができたのは、まだ小学生のころで、何をするところかも知らない頃。

ポツンと、こつ然と現れた看板はショッキングピンクで、しかし、その絶妙なサイズのせいで、なんとも

品よく納まっていた。不思議なくらい。

年を重ねて、色あせたそれもまた景色に溶け込む妙であり続けている。