胡散臭い、怪しい、危険な街だった。少年少女も大人もみんな不良だった。

そんなことを懐かしむのは、当事者ではないからであろう。

訪れるたび、キレイになっていく。

 ブルースが鳴りやむと、みんなどこかへ行ってしまった。

乾いた空しいメロディーに足を止める者などいない。

ただ通り過ぎるのみ。

今日も、そして明日も。