なんともこの名前が気になった。
古屋兎丸(ふるや うさまる)。
ヴィレッジヴァンガードが推しているようなのだが、どうしてもあの袋に印刷してある
マンガの雰囲気は、なんというかエキセントリックな感じ、ブッ飛んでそうで、ナウなヤング向けな
感じで、ついて行けそうにない感じ。
しかし、それにしても名前が気になる。
たまたま、GEOで発見。コミックレンタル、一週間で40円、安い。

2006年の作品で、東京を直下型大地震が起こった想定のストーリー。
それ自体が、今やもう、想像の世界ではない。とりあえず、一巻だけ借りる。
まず、絵がうまい。美大で絵を勉強したらしい。納得。
そして、その、今や陳腐とも言えるストーリー設定でさえ、引き込まれてしまう、展開の妙。
各章の密度が均一である。連載モノって、冗長な回があったり、やたらしつこいほどの濃さの
回があったりするイメージだが、そういうムラが無いので、テンションが持続するし、感情移入しやすい。
2~5巻も借りてイッキ読み。
そして、あとがきを読んでみると、入念に取材したこと、専門の先生にしつこく質問したこと、
物語の設定に沿って、実際にお台場から早稲田まで、何度も歩いたこと。
ヴィレッジヴァンガードの袋のイメージから急転した。マンガ家として、力があり、とても誠意のある人
のようだ。意外と年齢も近い。
連載ものでも、最初にプロットを全部作ってから、書き始めるのだそうだ。だから、章によるバラ
つきが無いのだろう。
他も読みたくなった。