しらかわホールはクラシック専用ホール。
今回は、初のピアノソロアルバム「プレイス・トゥ・ビー」を引っ提げての日本ツアーである。名古屋は2DAYSである。

 12/9、地下鉄伏見まで歩く。御園座の向かい。

今回は、あまり良い席じゃなくて、2Fバルコニー席。オペラグラス持参。

 格調高いホールですね。高級ホテルのエントランスみたいで、クロークとかもあったり、じゅうたんとか、シャンデリアとか、田舎のねずみは目を白黒するばかりでございましたとさ。

 以外と狭いのね。でも、ドアとか、壁とか、やっぱクラシックな感じでございますのよ。

 登場。わぁー。ほんと、ふつうの人。

なにげにあいさつ、一曲目。

新譜、「プレイス・トゥ・ビー」



聞きこんできましたから。

もう、一曲目が終わると同時にすごい拍手の渦です。すごいです。
「ありがとうございます。今日は、皆さんと一緒に、良い音楽を作れたらと思います。よろしくお願いします。」

あまり良くない2Fのバルコニー席ですが、1Fの最前列の上な感じなんですね。上からだけど、距離は近い。舞台下手。

 するとですね、この席は、後ろ姿なのですが、鍵盤と、弾く手がよく見えるのです。実は、すごく良い席でした。もう、オペラグラス全開バリバリでした。

 曲もピアノも素晴らしい。
このアルバムのコンセプトは、「世界をめぐるピアノとの旅」。
上原さんは、世界中に呼ばれて演奏をしている人です。そんな経験の中から、実際の地方をイメージして作った曲なのです。

 ラスベガス、ニューヨーク、スイス、イスラエル、フランス、ほんとにその土地、風土、気候、食べ物、風俗など、音で具体的に表現して見せてくれました。

 とにかく楽しくて、遊園地とサーカスが一緒にやってきたみたい。

 そして、この人はとても謙虚。

カーテンコールで
「みなさんがたのしそうでほんとによかった。みなさんの笑顔を見るために、また演奏の旅を続けたいと思います。」

 もう、一曲終わるごとにすごい拍手の渦。ほんとすごいです。
超絶技巧とユーモア。すごいことやってるのに単純に楽しい。

 すごい楽しさを表現するために、すごい技術を習得したということなのだろう。とにかく楽しい。鍵盤の上の手は蝶が舞うがごとしでした。美しい。

 すごいけどすごくない、そこがすごいのだ。