自宅の机のパソコンで、マリー&ファナーズのLIVEを見ながら死にました。
生まれ変わったのは、6時で、カーテンの向こうにかすかな朝の香りがしました。
 イスに座ったまま、成仏してしまったわけです。

 仕事でも座ってばかりです。誰かが言う、「楽でいいな、火の粉もかぶらないし。」
今は、チームのリーダーですが、このチームはまた上部組織に従属しており、さらにその上の組織があり、他部署と横の連携があり。
 独立したチームではないのはハナから分かっています。でもリーダーとしては、このチームで、独自のもの、具体的な成果をもたらす形ある物を創造したいのです。そして、今年の初めから誰の命令でもなく、プロジェクトを立ち上げ、奮闘してきました。が、大きな波がいくつも寄せてきて、中断を余儀なくされています。

 コンプライアンス、会社としての社会的責任、人事的な問題、もっとミクロには、いろんなことを要求されます。しかもそもそもすでに日常業務に忙殺されています。解決すべき問題が解決しないまま、新たな問題が発生しています。

 綱渡りとまでは行かずとも、平均台の上を歩いています。上手に歩くより、痛くない落ち方と落ちた時の言い訳を考えてしまう。ま、考えてみれば、その組織のトップオブザトップはこの国のプライムミニスターであって、それが投げ出すほどこの国のシステムは行き止まりなのにそれに隷属するカイシャが安穏としていられないのは道理だ。

 たまにゃグチりたい夜もある。
 
 今、トム・ウェイツを聞いています。夜のブルース。シャッフルに絡むギター、ピアノ、サックス、しゃがれ声のシャウト。
 とてもやさしい。都会の孤独の歌だ。
「この世は楽しい場所じゃない、誰もひとりなんだ、だから俺はピアノを叩き、叫ぶ。お前のために。なまやさしい夢なんか忘れちまいな。」
今の僕に彼の歌は、そう響いている。