土曜日は昼食後に名古屋ドームに「妖怪フェスティバル」。TV局のイベントでゲゲゲの鬼太郎がメイン。会社でタダ券貰ったので。大人¥1,500。当日券売り場に長蛇の列が。広い会場は薄暗く、人がいっぱい。お化け屋敷などのブースは有料。飲食販売の屋台にも行列、ちなみにウーロン茶のペットボトルが¥350、あとは推して知るべし。

 物販ブースも大繁盛。愛知万博を彷彿させる、レジに長蛇の列。ケータイに貼るシールを購入。なかなかグッドデザイン。

 しかし、家族4人で、当日券買って、アトラクション2つくらいやって、なんか食って、お土産買って、ツェーまんゲーせんは下りません。名古屋中のセレブ家族が集まったか、もしくは、みんな妖怪なのかも。うまく化けたな。

 タダで観れるものは、知れてました。結局「金出せイベント」なんだな。しかし、高さ80cm位の妖怪フィギュアがとても秀逸。若い女性の死体を食べんとする”魍魎”、リアルだ。体が人間の女性で、鳥の手足の妖怪もあり。立体ならではの表現だ。その表情、白い肌、凍りつくような美しさ。

 その昔、おばあちゃんが、幽霊とか、妖怪とか、神様とか、そんな話をしてくれたことを思い出す。子供だった僕は、本当に怖かった。
「言うことを聞かんと、○○○が来るよ。」
年齢が上がるにつれて、少しづつ、作り話とわかっていく。

 現代はどうだろう。僕たちは想像力に満ちた怖い妖怪を作り出せるでしょうか。
今の時代の怖い話は「都市伝説」。想像力をあまり必要としない、もっともらしい、本当っぽい話である。直接恐怖心に訴えてくるのだが、ただ辛いだけのカレーライスみたいだ。
 辛いけどおいしいカレーライスは、もっとニュアンスに富んでいて、香りや後味の余韻など、複雑なものだ。

 この国には、妖怪が必要だ。子供たちは、怖いものを知らな過ぎる。
もっともらしい、まるで本当のことのような嘘が蔓延しているこの国の子どもたちには、妖怪の怖さを知ってほしい。真実を見抜く目は、妖怪は想像の産物と知った時に育っているであろう。