思えば3年前、きっかけは大学の寮の同窓会だった。
京都で楽しい宴会の翌日、有志4名で京都伏見の寺田屋に行った。
坂本龍馬である。

私、歴史というものに全く興味がなく、明治維新の人という程度の
知識しかなかった。ところが、同行者は、興味津津で弾痕やら柱の
刀傷やらに見入っている。彼らは興奮している。
学生時代、特に仲良かった奴らなので、私も坂本竜馬がどんな人で
あったのかと興味がわいてきたのでした。

 図書館で司馬遼太郎の小説を借りて読むことにした。
一般的には、青春時代にこそふさわしい書物であろうと推測するが、
かまわない。しかし、あまり本を読まない自分に全8巻が読破できるだろうか。
チャレンジだ。

 実に3年かかって、先日、物語は終わった。途中でブランクがあったりした。
借りたいときに、別の人に借りられていたりもした。
楽しかった。そして、歴史に興味がわいてきた。

以前の私は、
「学校は昔のことよりも、未来のことを教えるべきだ」
と暴言するほど歴史に興味がなかった。今は、人間は過去にあったことから
しか学べないと思うほどになった。
そして、読書は習慣になった。読むスピードは遅いが、ゆっくりいろんな
本を読んでいこうと思う。