たまにある心
体調不良につき「おセンチ」な気分
先日より体調がすぐれず床に伏せっていましたが、寝汗をかき少し回復してきたようです。汗を吸った肌着やパジャマを着替えてトイレに行きました。
何となく体が軽くなったので母の部屋に行き、まだ片付いていない書類をパラパラ捲っていましたら写真がひらり、「ドラマかよ!」って思わず口にしてしまいました(笑
体が弱ると気持ちも弱ると言いますけど、写真の母の顔が笑っているのですね、擦られたように胸が急に熱くなり周りに人がいない事もありましてジワッと涙が出てきましてね。
「じじいの涙って梅干しみたいにしょっぱいぞ!」って、何を血迷ったのか大声で・・・自分で「なんでぇ~?」ですよ。こういう時って無気力になってしまうのですよ、そういう時って子供に帰ってしまうのですね、こういう時って「本当は寂しいのだなきっと」とか気取ってしまうのであります。
でもね、誰にも言えないのです。家族皆寂しいに決まってるから私一人が寂しさの横取り、してはならないと思うのです。しかし、いい歳になるまで頼ってた私が頼られる身になったと知らされた時は流石にねー。。。
かっこよくいなければ!なーんて虚勢を張って優しさ忘れておりまして、曲がった腰をピンと伸ばして気持ちだけ若返った振りして馬鹿みたいな自分に腹が立つことが多くなった気がします。
嫌ですねー歳ってやつは、やっかいなものです。
鏡で自分を見てまるで「ピエロ」やん!
たまにあるのです、こんな「おセンチ」な気持ち。
クソじじい頑張れよって…
誰かに言って欲しいのかもしれませんなー。
いや、ごめんなさい!
「クソじじい」は、どけて下さい(笑
地蔵