音譜初めてお越しくださった方へ

まずはご挨拶⇒[はじめまして♪]

 

 

こんばんは。

滋賀県草津市のピアノ教室

『音の広場 Felice 』です。

(おとのひろばフェリーチェ)

 

数あるブログの中

ご訪問くださり

どうもありがとうございます。

ご縁に感謝致します♪

 

 

10月に入り
2025年も残すところ
約3か月なりました。

時間の流れは
本当に速いですね。

日曜日9月28日に
教室の発表会
Felice Autumn Festivalを
無事に終えることができました。

当日は
体調不良で欠席の
大人の生徒さんが
数名おられたり

急遽部活動で
途中退席を余儀なくされた
中学生の生徒さん


順番を入れ替えて
最初に演奏してもらったり

私自身
朝から片頭痛が起こって
薬を服用しておいたものの
 

お昼あたりから
痛みがますます酷くなって

開始の挨拶や司会進行
特に最初のあたりは
ろれつが回っておらず…

講師演奏も弾けるかな…と

ヒヤヒヤものでした。

なんとか倒れずに
終えることができて
ホッとしています。

その後
少しダウンしてしまい
発表会のご報告が
遅くなってしまいました。

今年は
小学校高学年の生徒さんが

多く参加してくださり

精神面での成長
音楽的な成長を

ものすごく

感じることができて
とてもうれしく思いました。

 

「生徒さんの成長を

感じることができて

とても楽しかったです」

「生徒さんの選曲にも

個性を感じました」などなど

 

保護者の皆様からも

様々なお言葉をいただいて

あたたかい気持ちになりました。

 

日々のレッスンからも

生徒さんの成長を感じますが

 

発表会は
生徒さんの成長を
如実に感じることができる
幸せな機会です。

音の広場Feliceの発表会は
今取り組んでいるレベルより
少し上のレベルの曲に

(練習曲15曲程度上の作品)
チャレンジしていただいています。

発表会は
良い積み重ねをして
成長するための機会

としてのステージ
と位置づけているからです。

あまりに無謀なチャレンジでは
なんとか音を読んで終わり

弾くというよりは
音を鳴らしているだけ
に終わってしまい

それでは
単なる自己満足だけですし
 

わざわざお金を払って習う

お稽古としては
残念なことだと思います。

 

それなら
レッスンを受けずとも
独学で十分ですよね。

しかし
上記の考え方は
小学6年生までです。

発表会は
生徒さんが主役の
ステージです。

中学生以上は
部活に塾に
とても忙しい中でも
お稽古を続けている
そのこと自体が
もう凄いことなので

今のレベルで
仕上がるか?わからない
かなりレベル上の曲
だとしても

どうしても
チャレンジしたい!なら
どうぞ~です。

 

ただし
私は出来る限りの
サポートはするけれど
 

難曲に取り組むなら

曲と自身のレベル差は
きちんと認識して

覚悟を持って取り組み
結果は受け止めるように
としています。

音の広場Feliceは
みんながみんな
1日何時間も練習して
コンクールに参加したり
難易度の高い曲を弾く
という教室ではありません。

まず
おうちにピアノが無い
生徒さんもおられますし

塾や部活で忙しくて
おうちで練習できず
レッスンの中で
一緒に楽譜を読み練習して
少しずつ仕上げていく

おうちでの練習環境
お稽古に対するスタンスも
それぞれです。

選曲や取り組み方も
生徒さんそれぞれ
全然違います。

いろんな子がいて当たり前。
それが個性であり

多様性だと思っています。

まずは音楽を楽しみ
自分が出来る範囲の中で
頑張る・チャレンジする

それをみんなで
あたたかく見守る
そんな教室です♪

今回、私の講師演奏は
今年2025年が

アニバーサリーの作曲家から

●芥川 也寸志さん
『24の前奏曲よりハ長調』
●バッハ
『平均律第1巻より1番プレリュード』
●グノー
『アヴェ・マリア』

(全音ピアノピースの簡単版)
●スカルラッティ
『ソナタホ長調K380』

 



芥川さんのプレリュードは

バッハのプレリュードへの
敬意の念から作曲されたこと

バッハのプレリュードを元に
グノーのアヴェ・マリアが

出来ていること

バッハと同い年の
普段のレッスンでは

あまり取り上げられない
スカルラッティという作曲家
 

バロックのソナタと
古典派のソナタとの違い

お話しを交えながら
演奏しました。

本当は
大人の生徒さんが
ヘンデルの作品を
発表されるはずでした。

参加できておられたら
バッハ
ヘンデル
スカルラッティ
生誕340周年の作曲家の
聞き比べができたので

大人の生徒さんが
体調を崩してしまわれて
ヘンデルの作品の演奏が
無くなってしまったことは

とても残念でした。

頭痛が酷く

私のまとまっていない
お話しにもかかわらず
 

生徒のみなさん・保護者の皆様
熱心に耳を傾けてくださいました。
感謝の気持ちでいっぱいです。

少しだけ
スカルラッティとの
関わりについて
私の昔話を…

学生時代に
大学2年の前期験試が
例年の流れからすると
スカルラッティのソナタ
となる可能性が高く
 

当時、大学の売店でも
スカルラッティの楽譜が
山積みとなっていました。
 
そこで楽譜を購入したら
恩師でピアニストの山根先生が
レッスンしてくださったのです。
 
しかし、その年の課題は
例年と全然違う
バルトークの作品になった…
という経緯がありました。
 
スカルラッティが

試験曲だった頃は
ロンゴ版の楽譜を
推奨していたみたいで

売店に置いてあった楽譜も
ロンゴ版の楽譜でした。

それで学生時代は
ロンゴ版の楽譜で
取り組んだのですが

今回
指導する立場となり
他の楽譜をあれこれ
購入して確認すると

ロンゴ版は
トリルの入れ方が
今の解釈と全然違う!
 
今風のトリルは
ロンゴ版とほぼほぼ逆!
の入れ方で

今のトリルの入れ方へと

変更して演奏するのは
とても苦労しました。

YouTubeを覗くと
(きちんと公式として

アップロードされたもの)
 

ピアニストの皆様
楽譜の指使いと違うことを
いろいろされていて
いや~ビックリ!
 

私の恩師山根先生は
良い演奏にするための
指使いや左右の変更などは
OKな先生でしたが
 

当時はそういうことに
非常に否定的な
先生方も結構おられたので
 

流石に試験の時に
右手で弾くとなっている所を
左手で取ったりするのは
はばかられますし


ほぼ楽譜通りの指使いで
弾いていたのですよね。

今はYouTubeで
ピアニストの皆様の
演奏している姿を
動画を見ることができ
参考になりました。

このように

生徒さんの前で

演奏するために
より新しい解釈で

学び直すことを
始めとして
 

生徒のみなさんを導く中で
教えるだけでなく逆に!
本当にいろんなことを
学ばせていただいています。

頭痛が酷くて
こんなにしんどい
発表会は初めででしたが

生徒のみなさんと
レッスンできていることを
改めて感謝した
そんな発表会でした。

 

最後までお読みくださり

ありがとうございました。