DVの呪縛 | つまらない生き方

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無職のつまらない人生

DVを受けている人に、逃げれば良いのになぜ逃げないの?
そう言われる方がおられます。

まさにそうなのですが、DVを受けている人は中々その人との関係を断つ事が出来ません。

DVが起こると、暴力が向けられている人の身の安全や、精神的な安全を、DV加害者が暴力をもってどうにでもできる状態にしてしまいます。
怒鳴り声や暴力で支配するのです。

このように、加害者が被害に遭っている人の「安全感」をコントロールできるようになることで、DV加害者は被害に遭っている人を強く支配できるようになってしまいます。

「安全感」を奪う事
そうする事で正常な判断を出来なくしていくのです。

いつ怒り出すかわからない
何がきっかけで怒り出すかわからない
何を言いだして怒り出すかわからない

そんな恐怖が「安全感」を奪うのです。

殴ったりはしないけれど、支配欲の強く働く人間関係は普通に存在します。

怒られる
怒鳴られる
いつもひどい口調で卑下される
バカにされる
やることなす事すべてに口を出す
キレる

こんな人は普通に存在します。

そしてDVと大差ないにもかかわらず本人は全く意識せずに、自分の感情のままに周囲を支配していきます。

怒鳴る
キレる
口をきかない
無視する
威圧する
バカにする
その上経済的なネグレクト

暴力行為が無くてもこれも立派なDVです。

「安全感」を奪われてDVの呪縛けら逃れられず、苦しんでいる方々が、職場や家庭にたくさん存在します。

DVは相手を様々な形の暴力でコントロールする支配力の強い行為です。
簡単に逃れられないのは「恐怖」を感じてしまっているからです。
「安全」の保証が無いと感じてしまったからです。


そして暴力の無いDVをする人は
全く自分のその間違った行動を間違っていると自覚していません。
正しいと思っています。

早く距離を置き
早く縁を切るべきです。