ストレスはどうしようもない雷雨と同じかも | つまらない生き方

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無職のつまらない人生

山口産業保健総合支援センターセミナー講師の小川麻理子です。

昨日は突然の大雨に雷
恐ろしいほどの豪雨
音と光でかなりなストレスでした。





こういう自然現象による外的ストレスは、どうしようもなく、過ぎるのを待つしかありません。

愛犬はベッド下に隠れしばらくは恐怖から出て着ませんでした。

そう
外的ストレスは殆どが自然現象と同じく、自分でどうにかする事が出来ないものが多いのです

有名なストレスケアは外的ストレスに対する対処法を考えるものがほとんどです。

しかし
殆どの問題は、自然現象と同じく降って湧いてきます。
改善点が見いだせても実行できないなどのどうしようもない矛盾を抱えていたりします。


私がお話しさせていただいてまいりましたストレスへの対処法は、ストレスとどう戦うかという考え方から、ストレスとは直接対決せずストレスと戦わない考え方を習得するという考え方に変わり、そして今はストレスの捉え方自体を変えてしまおうという対処法に進化させています。

例えば昨日の激しい雷雨
これはどうしようもない
なす術はありません。

「わあ、凄い雨!大変だ、どうしよう!うちに帰れるかしら?恐い」
なんて恐怖を感じる方もおられると思います。

「恐怖を感じる」
これがストレスになるのです。
そこには「雷が嫌い」という感情=好き嫌いが入っているから恐怖が生み出されてしまうのです。

これを人間関係に置き換えてみます。

急に怒り出す上司が存在するとします。
雷雨と同じに考えてみます。

自然災害と同じだから対処法はないのです。
 治るまで待つか、具体的に対処法を提示して問題とだけ向き合う=感情的にぬり怒っている上司とは向き合わない

現実と向き合い感情=好き嫌いとは向き合わない

うろたえたり
困惑したり
恐怖を感じたり
萎縮したり

そうするとロクでもない対処法しか思い浮かばなくなります。

日大のあの無意味なラフプレーは、そんな好き嫌いの感情が生み出したもの。

日大のアメフト部監督は絶大な勢力を持つと勘違いしている人
その人に恐怖を感じて自分の心を見失った学生

こんな関係で育った大学生は上の指示が無いと生きていけない「指示待ち症候群」なのです。

大学なのに人を育てる育て方を間違っていますよね。

しかし、学生も現実と向き合い感情とは向き合わないクセをつけていれば、自身の行動が制御できたはず。

「お前たちは言われた通りにやっていれば良いんだ」
それを実行する方が楽なのです。
だって自分で考えなくてすむから。

黙って指揮官に従う人間を量産する為の大学があったなんて、にわかには信じがたいものがあります。



ストレスはどうしようもない雷雨と同じと考えてみます。
雷雨を変えることはできません。
治るのを待つか
過ぎ去るのを待つか
それとも具体的に安全に回避できる方法を探すか

感情を介入させても心がけて傷つくだけです。

原因は何か?
何が良くなかったのか?
では
どうすれば良いのか
何が得策か?

さっさと切り替えて
心が疲弊しないように
好き嫌いを介入させない考え方に変える

ストレスはどうしようもない雷雨と同じなのですから。