【ウミネコ楽団】
2011年11月結成。
●世界的にも珍しいデュオ編成で、ミュゼット、アイリッシュ、ロマ（ジプシー）、クレズマーや、広くヨーロッパの古き良き大衆音楽の雰囲気を取り入れた、風景が見えるオリジナル曲を演奏している。とくに美しいメロディの数々には根強いファンが多い。
●カフェバー、ライブハウス、コンサートホール、等での演奏のほか、プラネタリウム、世界遺産、重要文化財、寺社、美術館、まちかど、はたまたバスの中など、フットワークの軽さを活かしどこにでも演奏に現れる。
●総合芸術にも力を入れており、伊丹市立こども文化科学館にて最新のプラネタリウム「メガスターⅡB」との共演による『星空コンサート』を開催し、イメージソング『カナリア色（Gasparoに収録）』を提供。
●トリコ Aプロデュースの演劇公演において作曲、劇伴奏、音楽監督を担当、2012年には「ROUVA（作・演出：山口茜）」が文部科学大臣賞新人賞を受賞する。
2012年 ファースト・アルバム『Spirit Wheel』発売。iPhoneアプリケーション『CueZy』に音源を提供し全世界配信。
2013年 西野亮廣（キングコング）主催による『世界一おもしろい学校・サーカス！』のメインテーマに『朽ち果てた遊園地(Spirit Wheelに収録)』が採用、プロモーションムービーは、アヌシー国際アニメーション映画祭でグランプリを獲得した水江未来氏が手がけた。
2015年12月 最大20名をこえる大編成による意欲作、『Gasparo』を発売。
○五月エコ（クロマチックアコーディオン）
日本では演奏者の少ないクロマチック(ボタン式)アコーディオンを使用。
奏者の感情が素直に蛇腹から吐き出される事と、演奏場所を選ばないフレキシブルさに魅せられピアノより転向。世界のルーツミュージックに注目し、もちまえの明るい存在感と歌心でステージを華やかに彩る。
○新井洋平（コントラバス）
カナダをはじめ世界で注目のあつまる五度調弦コントラバスの実践者。
とくに弓を使った甘く深い音色は聴くものを魅了してやまず「詩人」とさえ称される。
コントラバスを使ってロック、R&B、ジャズなど多くの音楽を渡り歩いた鬼才であり、作曲家でもある。
自然と猫を愛している。
ウミネコ楽団2ndアルバム【新作Gasparo】
ガスパロじぃさんに訪れる不思議な音物語。最大20名のアンサンブルでお届けするファンタジーワールドです。
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【Gasparo イントロダクション】
とある田舎のツリーハウスに住んでいる老人、ガスパロ。
彼は近ごろ毎晩のように、夕暮れの港でホルンを吹くシルクハット男の夢を見るようになっていました。しかし夢の中のその男はシルエットだけ。いったい何者なのか、ずっと分からないままでいました。
そんなある日、ガスパロは今は誰も住んでいない生家の屋根裏を整理していました。あらかた片付いたところでふと目にとまったのは、一番奥にしまっていたらしいボロボロにひび割れた茶色い革のスーツケース。
中には何か入っているようで、ずっしりとしていました。
記憶にはないコレがやけに気になり、ガスパロは渋く固まった真鍮の金具をなんとか外し、ゆっくりと開けてみました。
驚いたことに、そこにはすっかり錆びて青緑色になったホルンが、絹布に包まれて入っていました。夢に現れるホルン男のことを調べはじめたガスパロは徐々にふしぎな体験に身を委ねていきます。
さあ、物語のはじまりはじまり。
【収録曲】
1.ホルン吹きの男 2.はじまりはじまり 3.2人は幸せ 4.アルマのタンゴ 5.好きになったわ
6.ぼくのツリーハウス 7.カメリア・ワルツ 8.どら猫のリディム 9.カナリア色
10.ミスティック・タウン 11.ユニコーン
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