セッションベーシストとしては、間違いなくトップレベルに位置するPino Palladino(ピノ・パラディーノ)。
背が高く細いことから、ノッポとアダ名を付けたいところですが、上手すぎてそんな失礼なことはできません。
ちなみに、あのアンソニー・ジャクソンさんが認めているベーシストでもあります。
それではピノ・パラディーノは何が凄いのか?
プレイスタイルとしては所謂ベーシストといったスタイルである。奇抜なことはあまりせず、演奏の後ろでバンドを支える、昔ながらのベーシストである。
なんか、、地味そうですね、、、
そう、派手さはない。ビリー・シーンやヴィクター・ウッテン、マーカスミラーなどのような派手さは全くない。彼らのプレイは素人が見ても明らかに凄いのはわかりますよね?
ピノにはそのような凄さはありません。
しかし、それでもベーシストの多くにリスペクトされている、ミュージシャンズ・ミュージシャン。多くを語るより、聞いてもらったほうが良い。
ピノ・パラディーノがディアンジェロのバックミュージシャンとして演奏している動画。
私が初めてピノ・パラディーノを聞いたのもディアンジェロのCD。
ピノ・パラディーノの特徴してはやはり、この圧倒的グルーヴ感。
本当に白人ですか?
ディアンジェロの演奏を聞いて、ピノ・パラディーノに圧倒されてしまった私ですが、
トドメはその後聞いたジョン・メイヤー・トリオでの演奏。
相変わらずのグルーブ感です。
それに加えて、この歌心を聞いて下さい。1:24に出てくる一瞬ダブルストップがたまらない。。。他にも2:14、3:29、3:39のフレーズなどメロディアスで美しいフレーズの連発!!!
ピノ・パラディーノはグルーヴ感が素晴らしい上に、フレージングも素晴らしい。
センスの塊である!!!!
こちらの動画もジョン・メイヤー。ピノ・パラディーノのセンス溢れるメロディアスフレーズが飛び交う。
そして、ドラムのスティーブ・ジョーダンとの相性も抜群。
スタジオ・ミュージシャンとして、とてつもない人気のピノ・パラディーノ。
たとえば、The WHOの介護をしてあげていたり。
ベーシストの鑑、ピノ・パラディーノでした。
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