Kaki King - Legs to make us longer | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Frame
2.Playing with pink noise
3.Ingots
4.Doing the wrong thing
5.Solipsist
6.Neanderthal
7.Can the gwot save us?
8.Lies
9.All the landslides birds have seen since the beginning of the world
10.Magazine
11.My insect life
 
レッグス・トゥ・メイク・アス・ロンガー/カーキ・キング

 
Kaki King(guitar)
Will Calhoun(drums, 3)
Conrad Korsch(upright bass, 3 & 11)
Ben Perowsky(drums, 4 & 11)
Erik Friedlander(cello, 4)
Joyce Hamman(violin & viola, 4)
T. Xiques(additional cymbals, 11)
Hector Castillo(additional bass drum, 4)
David Torn(additional drums, 3, piano, 4 & 11, bass 4)
 
Produced by David Torn
 
Kaki Kingのアルバム。
 
単純にフィンガースタイルギタリストといっても人によって演奏スタイルや曲調、ソロか他のミュージシャンと一緒にやるのか等色々ありますが、彼女の場合は早いうちから(post)rockに近寄っているような印象を受けました。
 
好みはともかく、スタイルの良し悪しについては人それぞれだと思いますが、僕はこの方向性は凄く良いと思います。
 

 
このアルバムの聴きどころに2や10をあげる方は多いと思いますが、僕はそれらよりも、例えば1,3,4などの方が良いと思いました。しかし、どちらかといえばの話なので、2と10も聴き応えがあって良いと思います。
 
また、アルバムの統一感や曲のバランスも良いと思います。
 
エモと言ってしまうとかなり誤解がある(もしくはあてはまらない)としても、独特の切なさや陰影を感じるような気がします。