Billy Mclaughlin - Fingerdance(1996) | 全ての音は音楽か

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色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Fingerdance
2.Hurricane Bob
3.Helms Place
4.The Happy Archer
5.Coffee Break
6.While She Sleeps
7.The Good Wife
8.Stormseeker
9.Dreaming on a Runway
10.Breaking of the Shells
11.So Long
12.Lila's Healing
13.Blaise's Ballad
 
Billy Mclaughlin(acoustic guitar)
Jimi Englund(percussion on The Happy Archer, Coffee Break)
Marc Anderson(percusion on Fingerdance)
 
Executive Producer: Michael Sullivan
Recorded at Lighthouse Studio, Plymouth, MN, August 1996
Engineering and programming by Tim Snow
Edited by Paul Barron
Mastered by Trevor Sadler, Narada Media
 
ビリー・マクラフリンのアルバムです。
 
変則チューニングを使用するフィンガースタイルのアコースティックギタリストで、所謂マイケル・ヘッジスの影響下にあるギタリスト、ミュージシャンの一人(とは言え、現在の(ニューエイジ系)ソロアコースティックギターでは恐らくほとんどの人がマイケルかトミー・エマニュエル(トミーについてはまだ遡れると思いますが、直接的な影響を考えればトミーになるのだろうと思います)の影響を受けているのではないかと思います)です。
 
そのとおりタッピングやハーモニクスを使用した曲や演奏もあり、その中にはマイケル・ヘッジスをイメージさせるような曲もあります。
 
田園風景をイメージするような大らかで叙情的な味わいのある曲が多いですが、(必要か不要かはまた別の話になりますが)アップテンポの曲や派手に技術を見せ付けるような曲がほとんどないため、場合によってはただ「聴き易い」という感想で終わってしまう事もあるかもしれません。
 
トリッキーな演奏や技巧的な曲を期待する人にはちょっと違うかもしれませんが、比較的静かで詩的なアコースティックギターの音楽を楽しみたい人にはいいかもしれません。
 
Billy Mclaughlinの公式ページはこちら
 
Fingerdance/Billy McLaughlin