Gordian Knot(1998) | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Galois
2.Code/Anticode
3.Reflections
4.Megrez
5.Singularity
6.Redemption's Way
7.Komm Süsser Tod, Komm Sel'ge
8.Rivers Dancing
9.Srikara Tal
10.Grace
11.Unquity Road
 
Sean Malone(bass, stick, keys)
Sean Reinert(drums)
Trey Gunn(touch guitar)
Ron Jarzombek(guitar)
Glenn Snelwar(guitar)
John Myung(stick)
Adam Levy(guitar)
 
Executive Producer: Ken Golden
Produced by Trey Gunn And Sean Malone
Mixed by Mark Partor and Trey Gunn at Morrisound Studios
Mastered by Bob Katz at Digital Domain
"Megrez" Mixed by Trey Gunn and David Bottrill
 
ゴーディアン・ノットのアルバムです。
 
ジャンルとしてはプログレッシブメタル(Dream TheaterやPain Of Salvationなどが有名だと思います)に分類されるのだと思いますが、サウンドはもっと色々なものが混じりあったもののように感じました。
 
メタリック、インダストリアル風サウンドのギターもありますが、その曲や内容の事もあり、それ程うるさく感じる事はないと思います。というより、内省的で構築された美しさも感じます。
 
それぞれの曲がはっきりとした個性を持っており、なおかつ魅力的ですので、収録時間の長さにも関わらず(11曲で約64分。10と11はボーナストラックです)最初から最後まで聴きとおせるような作品でした。
 
また、4や7のような曲(4はTrey Gunnの、7はSean Maloneのソロ)があるのもこのアルバムの特徴的な部分だと思います。
 
メンバーがとても豪華ですが(Dream TheaterのJohn MyungやKing CrimsonのTrey Gunnなど)、派手で高難度なソロやキメなどを期待すると少し違うかもしれません。もちろん高難度なプレイはあるのですが、聴いていく度にその凄さに一つずつ気づいていくようなタイプの作品かもしれません。
 
それぞれの所属、関係バンドからサウンドをイメージしてもいいかもしれませんが(King Crimsonが好きな方にはいいかもしれません)、例えばDream TheaterやCynicが好きな方は(それらのバンドの(デス)メタル風イメージ?)もしかしたら考えているところと少し違う事はあるかもしれません。
 
また、アンビエントが好きな方にもアピールする部分はあるかもしれません(ただ、その場合はロック、メタリックな部分がある事を認識しておいた方がいいかもしれません)。
 
もちろんベーシストやベースが好きな方も。
 
Sean Malone/Gordian Knotの公式ページはこちら
ゴーディアン・ノット/ゴーディアン・ノット