Smoke On The Water A Tribute To Deep Purple | 全ての音は音楽か

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色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Speed King
2.Space Truckin'
3.Stormbringer
4.Rat Bat Blue
5.Lazy
6.Maybe I'm A Leo
7.Smoke On The Water
8.Fireball
9.Hush
10.Woman From Tokyo
 
Deen Castronovo(drums)
Jens Johansson(keyboards)
Todd Jensen(bass)
Russ Parrish(rhythm guitar except where noted)
 
Track 1
Kelly Keeling(lead vocals), Yngwie Malmsteen(all guitars)
Track 2
Kip Winger(lead vocals), Tony Macalpine(lead guitar)
Track 3
Glenn Hughes(all vocals), John Norum(lead guitar)
Track 4
Richie Kotzen(lead vocals and lead guitar)
Track 5
Joe Lynn Turner(lead vocals), Yngwie Malmsteen(all guitars) Russ Parrish(except intro guitar fills and intro theme)
Track 6
Paul Gilbert(all vocals and lead guitar)
Track 7
Robert Mason(all vocals), Russ Parrish(all guitars)
Track 8
Don Dokken(lead vocals), Reb Beach(lead guitar)
Track 9
Jeff Scott Soto(all vocals), Mike Varney(additional rhythm guitar and fills)
Track 10
Tony Harnell(lead vocals), Vinnie Moore(lead guitar)
 
Produced by Mike Varney for Shrapnel Records, Inc.
Basic tracks recorded at Prairie Sun Studios by Mark "Mooka" Rennick, assisted by Arjan McNamara & Shawn Morris.
Mixed by Steve Fontano, assisted by Shawn Morris & Wes Sharon at Prairie Sun Studios, Cotati, CA
Mastered at Eugene Productions by John Acoca
 
ディープ・パープルのトリビュートアルバムです。
 
シュラプネルの作品という事もあってか、曲ごとのゲストは好きな方にはお馴染みの名前ばかり。ハードロックやへヴィメタルのファンの方やギターが好きな方にはたまらないメンバーかもしれません。
 
ギタリストで見ていくと、1曲目と5曲目はイングヴェイ・マルムスティーン。この4月にディープ・パープルと来日しますが、一体どうなる事やら。ライヴコンサートも楽しみです(恐らく行けないと思いますけれど・・)が、このアルバムでも相変わらずの弾きまくりです。2曲目はトニー・マカパイン。ですが、この曲はキップ・ウィンガーの歌がなかなかいいです。3曲目はジョン・ノーラム、しかしこの曲ではグレン・ヒューズ(!)がボーカルを担当しています。その辺りにちょっと驚きつつもいい歌と演奏になっています。4曲目はリッチー・コッツェンがボーカルとギターを担当しています。物凄い速弾きはなくとも、そのギタープレイとボーカルは納得させられるものがあります。6曲目はポール・ギルバート。声が若いな・・と思いつつ、ギタープレイはまさしくポール・ギルバート。7曲目はかなり元に忠実なものになっています。8曲目はレブ・ビーチ。押し寄せるような勢いとそのサウンドは格好いいと思いました。9曲目は特筆すべき事はないかもしれませんが、ボーカルや演奏はなかなか良いと思いました。10曲目のヴィニー・ムーアはいい演奏をしていると思いますが、速弾きを聴かせる部分はありませんでした。
 
オリジナルと比べてどうかという部分も大きいと思いますが、これはこれでありだと思います。ただ、このメンバー(ギタリスト)を見て速弾きや超絶技巧のソロを期待した方はちょっと違うなと思う事もあると思いました。
 
恐らくは原曲を聴いてからこういうトリビュート作品を聴く方が多いと思うのですが、これからは(その当時も? リリースは94年でした)こういう作品から興味を持って、さかのぼって聴いていく人も多いのだろうと思いました。
Smoke on the Water: A Tribute/Various Artists